嵐の櫻井翔（３８）がＪｏｈｎｎｙ＇ｓ ｗｅｂで持っている連載『オトノハ』が２０２０年１２月１５日に更新された。

「『オトノハ』は基本的に毎月１５日に更新されるため、今回が嵐の活動休止前の定期更新が最後となります。もしかしたら、“＋α”として休止に入る年末の前後に何らかの更新があるかもしれませんが、ネット上では“活動休止前最後のオトノハ緊張する”“活動休止前最後のオトノハ。翔くんがどんなことを語ってくれるのかワクワクとちょっとのこわさ”との声も上がっていましたね」（女性誌ライター）

　活動休止前最後の定期更新とあってか、１２月３１日に開催予定の「Ｔｈｉｓ ｉｓ 嵐 ＬＩＶＥ」や、櫻井自身が嵐の出演番組をすべて観るようにしてみたといった話が出たのだが、

「嵐づくしの内容になってもおかしくなかったのですが、今回の『オトノハ』は冒頭からいきなり、Ｓｅｘｙ Ｚｏｎｅの菊池風磨（２５）の話だったんです」（前同）

■菊池の出演番組をチェック！

　櫻井は『芸能人が本気で考えた！ドッキリＧＰ』、『すこジャニ～ルールだらけの旅～』、Ｓｅｘｙ Ｚｏｎｅが取り上げられている『連続ドキュメンタリー ＲＩＤＥ ＯＮ ＴＩＭＥ Ｓｅａｓｏｎ３』（いずれもフジテレビ系）と、録画していた菊池の出演番組を一気に鑑賞したという。

「これにとどまらず櫻井は、“２０２０年に観たパフォーマンスのＮｏ．１”として、９月１２日放送の自身が司会を務めた大型音楽番組『ＴＨＥＭＵＳＩＣＤＡＹ』（日本テレビ系）でのＳｅｘｙ Ｚｏｎｅ『ＲＵＮ』を挙げていました」（前出の女性誌ライター）

　まさかのＳｅｘｙ Ｚｏｎｅと菊池の話題に「オトノハ読んできた。翔くんただの菊池担の箱押しじゃん！！！」「翔くんは本当にいつまでも風磨くんのこと弟のように可愛がってくれてＳｅｘｙ Ｚｏｎｅのことを愛して見守ってくれてありがたい限り」との反応もＳＮＳには上がっていた。

「菊池は、櫻井を慕う後輩で構成される“アニキ会”の一員。自身を尊敬してくれている後輩ですから、櫻井も気にかけているのでしょう。ただ、櫻井が菊池を気にしているのは、ジャニーズの後輩、アニキ会のメンバーである以上に、櫻井の母校である慶應義塾大学の後輩というのが大きいのではないでしょうか。櫻井は慶応義塾大学経済学部卒、菊池は総合政策学部卒ですね」（女性誌記者）

■生粋の慶應ボーイで“母校愛”はとんでもない！

　櫻井は、小学校にあたる幼稚舎から中学校、高校、大学とずっと慶応を歩んできた。

「幼稚舎からの生粋の“慶應ボーイ”とあって、母校への愛は並々ならぬものがあるといい、２００７年に行われた学園祭『三田祭』のパンフレットに、権利関係に厳しいジャニーズ事務所のタレントとしては異例とも言える登場を果たしています。さらに、２０２０年５月には慶應義塾の機関誌『三田評論』で、櫻井が高校３年時に授業を受けもった同校の名誉教諭・石川俊一郎氏のインタビューに応えています。

　このインタビューで櫻井は『ｎｅｗｓ ｚｅｒｏ』（日本テレビ系）でキャスターを務めるきっかけについて、“慶應義塾大学を出たということを、自分の仕事に還元できるものがあるのではないかと考えた時に、キャスターのような仕事ができるのであれば、と思ったんですね”と慶応ボーイとしてのプライドを感じさせるような発言もしています」（前出の女性誌記者）

■信頼する同級生の前でつい漏らしてしまった!?

　学び舎を共にした同級生との繋がりも相当強い。

「２０１８年１２月２４日付の『日刊ゲンダイＤＩＧＩＴＡＬ』が、２０１８年１１月、東京・銀座のクラブラウンジで慶應時代の友人たちと集まって飲んでいた櫻井が“嵐はもう解散するから”と話していたと報じています。

　報道が出たときは、“ありえない”“絶対に誤報”という声が多かったものの、２０１９年１月２７日に嵐は活動休止を発表。“解散”ではなかったものの、報道はとんでもないスクーブだったわけです。酔っていたというのはあるでしょうが、まだまったく公になっていない極秘の話を、完全にクローズではない場所でしてしまったのも、慶應の同級生の集まり『８２年会』の飲み会だったからこそ、ともささやかれています。

　おそらく、嵐のメンバーとジャニーズ事務所の超上層部しか知らない嵐の内情話で、かつ絶対に漏れてはいけない話を、つい語ってしまう仲。やはり、櫻井の中で慶応時代の同級生は、ある意味ジャニーズの人よりも深くつながっていて大切なものなんでしょうね」（前出の女性誌記者）

　さらに、櫻井は２０２０年１月、一般女性・Ａ子さんとのベトナム、ハワイへの「婚前旅行」が『週刊文春』（文藝春秋）で２週にわたって報じられているが、

「お相手のＡ子さんは、慶應大学時代の同級生で、在学中は『ミス慶應』に選ばれたという人ですよね。すでにお互いの両親の顔合わせも済んでいて、結婚も近いとの報道もありますが、彼女を結婚相手として選んだのは、学生時代、慶應のキャンパスで同じ時間を過ごしたということが、やはり大きいのでしょうね」（前同）

■慶應の後輩の菊池がかわいくて仕方ない？

　慶應とのつながりを大事にする櫻井。母校への愛は菊池に関しても表れているという。

「２０１５年６月、『王様のブランチ』（ＴＢＳ系）に出演した菊池は、“翔くんは、僕が１８ぐらいのときから飯いろいろ連れていってくれたりして。いろんなところ教えてくれるんですよ”“（Ｓｅｘｙ Ｚｏｎｅの）ライブに翔くんが見に来てくれて。そのときに一個一個アドバイスしてくれて。ビックリしました。そんなに丁寧に見てくれてるとは思わなかった”と明かしています。

　２０１７年９月、『ＰＯＮ！』に出演した櫻井は、ドラマ『吾輩の部屋である』（いずれも日本テレビ系）で菊池が初主演をするにあたって、自宅で演技指導をしたと話しています。

　また、１１月６日放送の『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）でも櫻井は、“（菊池と）よく会ってるんですよ。頻繁に会ってるしごはん行ったりもしてるんですけど”と話したほか、菊池の自宅に行ったことも明かしていました。

　櫻井は、１２月１５日の『オトノハ』で菊池の出演番組の鑑賞について“俺、なんでずっと風磨を観てたんだろうと”とコメントしていますが、慶應の後輩として無意識のうちに菊池をかわいがってしまっているのではないでしょうか。櫻井にとって、菊池は母校への愛を表す鏡なのかもしれませんよね」（前出の女性誌記者）

　公私ともに菊池をかわいがっている櫻井。慶應塾生は卒業すると“塾員”と呼ばれるのだというが、やはり塾員の絆は最強？