TOKIO長瀬智也「最後の連ドラ作」で「絶対バディ」との共演ラストチャンス!
TOKIO・長瀬智也(42)主演、脚本・宮藤官九郎(50)のオリジナルドラマ『俺の家の話』(TBS系)が、21年1月クールに放送される。長瀬は21年3月末にジャニーズ事務所を引退し、今後は裏方として活動するとされているため、これが事実上の引退作品となると言われている。
「長瀬演じるプロレスラーの観山寿一(みやま・じゅいち)が、長年疎遠になっていた人間国宝の能楽師の父親の介護と遺産相続争いに巻き込まれるホームドラマです。長瀬はTBSで『池袋ウエストゲートパーク』、『タイガー&ドラゴン』、『うぬぼれ刑事』と、多くのクドカン作品に出演してきました。16年には宮藤が監督した映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』にも主演している。TBSと宮藤なら、長瀬の俳優人生を締めくくるのにふさわしいでしょう」(女性誌記者)
12月18日の現時点で発表されているキャストは、長瀬の父親に西田敏行(73)、西田の弟に永山絢斗(31)、西田の弟子に桐谷健太(40)、長瀬の妹に江口のりこ(40)、長瀬の元妻に平岩紙(41)、長瀬の同業者に井之脇海(25)、江口の妻にロバート・秋山竜次(42)、そしてメインヒロインで西田の婚約者を戸田恵梨香(32)が演じることが発表されている。非常に豪華なメンツだ。
■神木に出てほしい!
「『うぬぼれ刑事』に出演していた戸田も含めて、全体的に過去のクドカン作品に出演した俳優陣で固められていますね。この時点でクセの強い演技派が多く揃っていますが、今後の追加キャストとして神木隆之介(27)の登場を期待している人が多いようですね。神木もクドカン作品の常連で、長瀬とは『TOO YOUNG TO DIE』でW主演して、一緒にバンドを結成した仲ですからね」(前出の女性誌記者)
神木はこれまで03年に『ぼくの魔法使い』(日本テレビ系)に子役として1話だけ出演したほか、11年の『11人もいる!』(テレビ朝日系)、19年の『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(NHK)そして映画『TOO YOUNG TO DIE』と、クドカン作品の常連として知られている。
「長瀬と神木は、『TOO YOUNG~』だけでなく、01年の『ムコ殿!』(フジテレビ系)では当時8歳の神木と22歳の長瀬が義理の甥と叔父役で共演しています。ちなみに、デビューしてはいたものの、まだブレイク前の嵐・相葉雅紀(37)も、高校生役で出演していました」(専門誌記者)
■神木にとっても最後のチャンス
9月9日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に神木が出演した際も、ほかのメンバーは“神木くん”と呼んでいるのに対し、長瀬は「リュウ」と呼びかけたり、『TOO YOUNG~』内で組んだ地獄専属バンド“地獄図(ヘルズ)”で実際に16年の音楽イベント『METROCK』に出演した話題で盛り上がったりと、気心の知れた様子を見せていた。
「『TOKIOカケル』では、神木がこれまで仕事してきた数多くの業界人や関係者のメッセージやインタビューが収録されたデビュー25周年記念ブック『おもて神木/うら神木』(アミューズ)を出版した際、長瀬に声がかからなかったことを不満がる場面がありました。“(対談に)呼ばれてないんだけど”とする長瀬に神木は、“ま、またお願いします……”と焦りながら応じていました」(前出の専門誌記者)
神木の発言は「5年後の30周年や、次の機会にお願いします」という意味だろうが、20年3月に長瀬は芸能界引退を宣言している。そういう意味でも、今回の『俺の家の話』が、2人で一緒に仕事をできる最後の機会になる可能性がある。
■話題的な意味でも出てほしい
「共演者の戸田は12月10日に、松坂桃李と電撃結婚を発表したばかり。このタイミングで制作発表会見を開くと、“長瀬の引退作”より“結婚後初の戸田の顔見せ”のほうが話題になってしまう可能性があります。もし、神木の参戦が決定したら“盟友との5年ぶりの共演”ということでメディアも盛り上がるでしょうね」(前出の専門誌記者)
『TOO YOUNG~』の初日舞台あいさつで神木は「(生まれ変わったら)長瀬くんになってみたい。『地獄図』のリーダーとしても引っ張ってくれたし、近くでギターを弾いている姿を見て、すごく気持ちよさそうだなって思って」としたほか、長瀬も「(神木が)大人になったなあ、と思いました。初めて出会った頃はこんなに(自分の膝くらいまで手を下す)小さくて」と話していたりと、お互いに仲の良さが伝わるトークをしている。
『25周年アニバーサリーブック』では叶わなかった神木と長瀬の共演。長瀬の最後の花道で、ふたたびめぐり逢うことになるのかーー?