「緊急事態宣言」タレント直撃!勝つのはオードリー春日とあのギャル!

日刊大衆

ゆきぽよ
ゆきぽよ

 新型コロナウイルスの猛威は1年経っても収束する気配がない。1月7日の夕方、菅義偉総理大臣は、ついに2回目の「緊急事態宣言」発令を決定した。期間は1月8日から2月7日となる。

「2020年4月の緊急事態宣言の時期も、テレビ業界や芸能人は収録が行えず、大ピンチに陥りました。バラエティ番組を盛り上げるひな壇芸人も、コロナ禍以降は使えなくなってしまった。その代わり、リモート収録という新しい形が生まれました」(女性誌記者)

 たとえば、20年4月6日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、「広いスタジオにMCのウッチャンナンチャン南原清隆(55)1人しかおらず、ほか全員はリモート出演」という異例の事態になっていたのは記憶に新しい。

「しかし、気づけばリモート収録は“新しいやり方”として浸透し、芸能人によってはむしろリモートの方が持ち味を生かせて、活躍できている人も増えた。たとえばテレビ東京の佐久間宣行プロデューサーは、20年5月10日の『あたらしいテレビ 徹底トーク2020』で、オードリー春日俊彰(41)の名前を挙げています」(前同)

■春日は得意だが、若林は苦手

 佐久間Pは「メンタルが強くて、スベんのも全然大丈夫っていう人とかすごく向いています」として、春日の名前を出した。実際、20年5月19日の『あちこちオードリー』(テレビ東京)で春日は「人数が少ないほうが得意」「いまの状況がスゴくやりやすい」としていた。逆に、相方の若林正恭(42)はボケるべきかマジメにやるべきかの空気がつかめないことを嘆き、「早くスタジオでみんなに会いたい」としていた。

「オードリーの2人は、『ヒルナンデス』で、カメラ内で極端に距離をとって春日の顔をドアップにしたり、画面の隅っこにちょこんと映ったりと“ワイプ芸”を披露していていたんですが、若林は春日の4メートル後ろで待機していた状態で変顔“鬼瓦”をしていたのに、実際のオンエアではドアップで映っており“血の気引いた”と、『あちこちオードリー』で嘆いていました」(前出の女性誌記者)

 ちなみに佐久間Pは、『有吉の壁』(日本テレビ系)のような、絶対的なMCと出演者で盛り上げるスタイルの番組はリモートでもうまくいくと解説。逆に、クロストークの番組の場合は「まだぶつかっちゃったり、それぞれの出演者も慣れてないのもあって試行錯誤でやってる」としていた。リモートが普及し始めた時期の話なので、現在では少し変わったかもしれない。

■リモート映えする芸人や、リモート漫才を生み出した芸人も

「画面映りの良さも、リモートでは大きい。たとえばバイきんぐ小峠英二(44)は、20年5月29日の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、知り合いのディレクターに“リモートはハゲが映える”“画力的な、ハゲは眼がいっちゃう”と画面映えのよさを評価されたそうです(笑)」(制作会社関係者)

 また、インターネットやネット配信に慣れている「お笑い第七世代」は、リモートでもやはり強い。特にEXITは、リモート収録だからこそできる生漫才を5月6日の『めざましテレビ』(フジテレビ系)と、公式YouTubeチャンネル『EXIT Channel』で披露した。

「リモートだと会話がズレてしまうのを利用し、りんたろー。(34)がミスをするたびに兼近大樹(29)が“被り気味ギミギミックになってるから!”“ツッコミがボケを追い越してるよ!”と、ツッコミ続けるという内容です。5月7日の『EXIT Channel』によると、りんたろー。が“(ズレるなら)最初からズラしてこうぜ”というアイデアで生まれたことを明かしたほか、“台本を見えないようにiPadの下に置いてた”と、リモートならではの利点を生かしたこともしていますね」(前同)

■ギャルタレントも活躍

 ちなみに、霜降り明星ミキ、EXITの冠番組『霜降りミキXIT』(TBS系)は、初回収録前に一致団結すべく「リモート会議」を行い、その様子を6月1日に配信しているが、これもデジタルネイティブ世代の強みと言えるだろう。

「同じく若い世代のみちょぱ(池田美優・22)のようなギャルタレントたちも、リモートで大いに活躍していますが、特にゆきぽよ(24)は、リモート収録ならではの営業戦略が、5月8日の『週刊女性PRIME』で注目されていました。彼女はヘアメイクを自分で行うと申し出ており、その場合、ヘアメイクさんのギャラ5~7万円が浮くので、局にとっては大助かりと言います。

“これからリモートが増えるでしょ? メイクさんのお金がかかりませんって今から言っておけば、ほかのタレントさんたちと比べたときに、ゆきを使ってくれる確率が上がるんじゃないかな?”

 と、ゆきぽよは話していたそうですよ」(前出の女性誌記者)

 テレビ局にも大きな変革をもたらしたコロナ禍。2回目の緊急事態宣言で、さらなる変化があるのかもしれないーー。

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