「笑ってはいけない」ダウンタウン松本人志の「今年で最後」発言のガチ度

日刊大衆

松本人志(ダウンタウン)
松本人志(ダウンタウン)

「このままじゃアウトだ……」日本テレビは、心底焦っているのかもしれない。

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の年末恒例企画『絶対に笑ってはいけないシリーズ』が、今年で終わる気配が濃厚、となればそれも当然だろう。ダウンタウン松本人志(57)に、そんな不穏な空気があるという。

「1月10日に、2020年12月31日に放送された『笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス』の未公開シーン集が放送されますが、今回の『笑ってはいけない』は、いろいろ負の要素が重なっていました。まず、収録はすべて日本テレビの施設である生田スタジオ内で行われました。これはコロナ禍のためやむを得ないのですが、例年のような大規模ロケではなかった。

 そして、何よりもアンジャッシュ渡部建(48)をめぐってのトラブルですよね……」(制作会社関係者)

 渡部は、ご存知のように20年6月に「多目的トイレ不倫」が発覚。その後、謝罪会見も開かず雲隠れ同然に芸能活動を自粛し、一向に姿を見せなかったが、11月17日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が「渡部の『ガキ使復帰」を報じ、11月20日のスポーツニッポンの報道で確定情報となった。

「しかし、きちんとした謝罪会見もなく、仕事に復帰しようとする姿勢が世間からの猛反発を買ってしまいました。また、松本自身もこのフライング報道に激怒。11月22日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、『ガキ使』は出演者もどんなネタが来るか知らないから面白いリアクションが取れるのに先に報道が出たことについて、

“収録の前にあれ(ネット記事)を出されて。知りたくなかったので、これはルール違反も甚だしいと思う。それをけっこうワイドショーが扱うという”

 と、後追い報道にも苦言を呈していました」(女性誌記者)

■「オレと渡部の共演は当分無いと思うよ〜」

 結果的に、世論を無視できなくなった渡部サイドは12月3日に謝罪会見を開くのだが、松本はその当日「あえて会見の前に。。。オレと渡部の共演は当分無いと思うよ〜。」とツイッターでつづっていた。

 その言葉通りに、収録された渡部の出演シーンは、12月31日に放送されることはなかった。

 21年の1月7・14日号の『女性セブン』(小学館)によれば、『行列のできる法律相談所』のスタッフが『笑ってはいけない』の制作に参加していることもあり、渡部は東野幸治(53)とフットボールアワー後藤輝基(46)と3人で出演していたという。

「次々に笑いの刺客がバスに乗り込んでくる場面で、渡部は何もせずにポツンと座っているだけ。東野と後藤が全力で盛り上げて『全員アウト』の大爆笑だったんですが、一から十まで完全にお蔵入りになってしまったそうです」(前同)

 事前に出てしまったものを改めて放送することはない、という意志が感じられる。

■「今年はやらないので勘弁してください」

「さらに1月5日には今回の『GoToラスベガス』で松本の反射神経が鈍っているようなリアクションをとったことを“老化”と指摘する記事に、

“えらい言われようやな…歳をとる事が罪ですか? 今年はやらないので勘弁して下さい”

 と、『笑ってはいけない』の終了をほのめかすコメントをしていました。20年12月6日の『ワイドナ』でも、“笑ってはいけない完結編”としているんですよね……」(前出の女性誌記者)

 19年12月5日に、19年末の『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時』の会見を行った際も、「“最後”(の特番)にふさわしい出来になった」としたり、15年も会見で「卒業にふさわしい、ファイナルにふさわしいなって感じ」と、冗談を飛ばすことはあったが、松本のツイッターでの発言を見ると、今回ばかりは本気なのではないか、という気配が感じられる。

■唯一レギュラー2本の日テレ

「今回の『GoToラスベガス』の番組平均個人視聴率は第1部(18:30~21:00)12.7%、第2部(21:00~24:30)9.8%をマークし、11年連続で紅白裏で民放横並び視聴率トップを果たしたんです。

 DVDの売上も、『オリコン』のランキングではダウンタウンのDVD売上トップ20のうち、17本は全部『ガキ使』です。過去最高1位の売上も珍しくない。この優良コンテンツが終わるとなったら……古い付き合いの日テレとしては考えたくもないでしょうね」(前出の女性誌記者)

 ダウンタウンは84年に『ABOBAゲーム』(テレビ朝日系)で、初レギュラーを掴んでから21年現在に至るまで、数多くのバラエティ番組に出演してきたが、現在レギュラー番組が2本あり、かつ放送期間が最も長いのは日本テレビなのだ。

「日本テレビは89年スタートの『ガキ使』と93年スタートの『ダウンタウンDX』、TBSは14年スタートの『水曜日のダウンタウン』、フジテレビは15年スタートの『ダウンタウンなう』となっており、付き合いの長さで言えば、日テレがトップ。いまや紅白と並ぶ国民的コンテンツとなった『笑ってはいけない』が終わるとは考えたくないでしょうが……松本さんは人気の絶頂にあったフジの『ごっつええ感じ』を突然終わらせたこともありますからね」(前同)

 97年、フジテレビが放送予定だった『ごっつええ感じ』に替えて、ヤクルトの優勝決定試合を事前に松本に何の確認も取らずに放送したことに松本が激怒。周囲の説得に松本が応じることはなく、番組は終了することになった。

「ダウンタウンでいえば、浜田さんのほうによくキレるイメージを持つ人が多いと思うのですが、それは“松本がキレる前にオレがキレてる。松本がキレたときは終わり”ということらしいです。一度決断したことは曲げない、ということでしょう」(前同)

 本当に、2020年が最後の『笑ってはいけない』になってしまうのか……? 

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