「やはり松本人志?」宮迫博之、燃えるディス騒動と燃えないTV復帰話
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2020年12月29日、人気YouTuberのヒカル(29)が自身のチャンネルにアップした動画内での雨上がり決死隊・宮迫博之(50)の発言が物議を醸し続けている。
問題の動画は「【スター集結】宮迫手越と牛牛行ってベロベロになるまで呑んだら爆笑と感動の神回生まれた…」と題され、ヒカル、宮迫、元NEWSの手越祐也(33)の3人が、ヒカル行きつけの焼肉店でワインをしたたか飲んで、ぶっちゃけトークを展開するというもの。
終盤、手越が「これピーを入れてほしいんだけど」と前置きしつつ、「もちろんあのレベル、素晴らしい、誰も勝てない。でも〇〇(ピー音)っていうブランディングがあるから、一言ボソッて言っても楽しい。でも宮迫さんに関してはしゃべりが面白いから俺の中で言うと、トークは〇〇より宮迫さんマジで上なんです」と宮迫を称えた。
酒に酔った宮迫は手越のこの発言に気をよくしたのか「そらそうやろ」と応じ、「本人もわかってたんだ?」と尋ねられると「わかってるよ、そんなん。誰がそばにおって面白くしたと思ってんねん!」、「そこは役割分担とかセンスとか、いろんなことで、俺はあの人に勝てないって、エピソードトークでも勝てないって思った時期もあった。正直、今は俺のほうが上手い」と豪語したのだ。
これを受け、ネットではその芸人が誰なのかに注目が集まり、「宮迫がエピソードトークで勝てないと思った芸人」「ブランディングがあり、一言ボソッと話して笑いを取る芸人」というヒントから、ネットでは「ダウンタウンの松本人志(57)ではないか?」と推測する人も少なくなかった。
■ツイッターで松本説を否定するも……
複数のネットニュースでもこの一件が報じられたこともあり、宮迫は1月6日に自身のツイッターを更新して「ネットニュース、Twitter等で色々憶測が飛んでおりますが、例のトークの後に絶対に裏切れない人として、お名前を出させて貰ってます。ちゃんと全部見て言って欲しい。もぉ大好き過ぎるくらい大好きやっちゅうねんッ」(原文ママ)と、松本ではないと否定している。
「宮迫があのトークのあとに“裏切ることができない”として名前を挙げたのが島田紳助氏(64)、明石家さんま(65)、松本の3人でした。1月12日の『FRIDAYデジタル』では、“勝っている先輩”が松本かそれ以外の近しい芸人の誰かかということは定かではないが、宮迫の焦り具合から考えるに、相当な恩義のあった先輩であることは間違いなさそうだと報じています」(芸能記者)
宮迫がツイッターで火消しを図って以降も、ネットには「ほんとに松ちゃんのこと言ってたなら最低ですね。不祥事などで謹慎後に受け入れられる人ってやっぱり人間性ってあると思います。あんなに迷惑かけてるのに。松ちゃんの助言も全然聞く耳なし」「本当に松本人志に勝っているとでも?どんだけ世話になってたんだこいつ。しかも松本人志に勝てないよ宮迫は」と、いまだに「松本人志では?」と勘繰る人は少なくない。
「宮迫は、松本ではないとツイッターで否定していますが、YouTube動画を見るに相当酔っ払っていましたからね……。“酔いに任せてぶっちゃけてしまった可能性も”、視聴者もそう感じているからこそ、いまだに松本人志説が根強いのでしょうね」(前出の芸能記者)
■地上波出演も待望論は出ず
宮迫といえば、12月28日放送の『クイズピンチヒッター』(フジテレビ系)で1年半ぶりに地上波のテレビ番組に出演を果たし、話題を呼んだ。
ロンドンブーツ1号2号の田村淳(47)がテレビ電話をかけ、それに宮迫が応じる形で番組に出演し、番組中に淳宛てに『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の加地倫三プロデューサーから「いい復帰のさせ方だったよ」と連絡があったというエピソードもネットニュースをにぎわせた。
「ヒカルや手越とのトーク内容や突然の地上波復帰も、ネットニュースでは話題になりました。ただ、宮迫に対する地上波番組への“待望論”はほとんど出てきていません」(前出の芸能記者)
1月12日の『デイリー新潮』では、ロンブーの田村亮(49)は相方の淳のバックアップが功を奏し、今後の見通しは明るいとする一方、宮迫を含め、他の闇営業芸人の地上波番組への復帰は相当厳しいだろうと報じている。
記事によると、騒動の中、宮迫は「金銭の授受はなかった」と主張していたにもかかわらず、その発言は嘘だったことが明らかになったが、こういった経緯を視聴者は忘れてはおらず、宮迫のイメージは依然としてよくないという。
■リスクを冒してまで『アメトーーク!』に戻せない
民放キー局ディレクターは話す。
「正直な話、テレビマンの多くが宮迫さんについて“今、視聴者は求めていない”と感じています。『クイズピンチヒッター』で淳さんが宮迫さんを引っ張りだした件に対しても、“制作側がやりかたっただけでしょ”と冷静な声が多かった。宮迫さん不在でも『アメトーーク!』は引き続き好調を保っています。そんな中、リスクを冒してまで視聴者やスポンサーからイメージのよくない宮迫さんを番組に戻すことはしないでしょうね」
1月12日の『ORICON NEWS』では宮迫のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」でカメラマン兼アシスタントを務める俳優のつつみひろき(24)のインタビューを掲載。
つつみは今後について「宮迫さんにとってはやっぱり『アメーーク!』が“実家”なので、僕らチーム全体として、やっぱりテレビに戻るという目標も掲げています。YouTubeはやりたいことをやる場として残しつつも、実家には戻ってほしい。宮迫さんが輝くのは“テレビに戻る=蛍原(徹)さんの横に戻る”ことなんです」と語っている。
■宮迫の地上波復帰に視聴者は興味ナシ
前出の民放キー局ディレクターが続ける。
「コンプライアンスの問題をクリアできたとしても、正直、現在の宮迫さんの需要はそこまで高くありません。淳さん含め、芸人仲間や宮迫さんの周囲では“いつ地上波に戻れるのか?”と盛り上がっているように見えますが、一般の視聴者はすでにそこには興味を持っていない印象です。
オリエンタルラジオの中田敦彦さん(38)とのYouTube番組『WinWinWiiin』が好調え、再生回数が300万を突破するなど、たしかにYouTuberとしての話題は尽きません。
しかし、動画での活躍や動画内での発言、SNSコメントが話題になるばかりで、現状の宮迫さんはあくまでもネットやYouTubeというカテゴリの人気者に収まりつつあります。テレビでの需要がさほどない今、地上波、特に好調の『アメトーーク!』への復帰はますます難しくなっているのではないでしょうか」
YouTube開始から約1年が経とうとするも、宮迫が“実家”の『アメトーーク!』に復帰する日はまだまだ遠そうだ。