「大寒波・大雪」大国ニッポンで「死なない!」ための緊急10か条 (2/2ページ)

日刊大衆

「内閣府などが出している除雪マニュアルにもありますが、命綱とヘルメット、雪靴の3点を装着することが絶対条件です」

 一方、積雪時に車で外出する場合は、マフラー周辺の雪を取り除いておこう。さもないと、一酸化炭素中毒になる危険があるという。

「毎年、マフラーに雪が詰まることで、排気ガスが車内に逆流して死亡する事故が発生しています。積雪がセンチ以上ある場合は、特に注意しましょう」

 万が一、車内に閉じ込められた際の備えも重要だ。

「水や食料はもちろん、毛布や使い捨てカイロ、簡易トイレ、スマホの充電器などを積んでおきましょう。災害発生から72時間は、ケガ人や病人などの人命救助が最優先されますので、3日分の備蓄が目安です」

 また、家から出られなくなる事態に備え、食料品や日用品の備蓄も積極的に実践したい。

「地震などの対策も兼ね、最低3日、できれば1週間分を備蓄しましょう」

 外出が困難になったうえ、電線の断線や電柱の倒壊、電力需要のひっ迫で停電になるリスクもある。

「停電による凍死やヒートショックを防ぐためには、石油ストーブやカセットガスストーブなど、電気を使わない暖房器具をストックしておくべきです」

 “断水”の備えも、忘れてはならない。

「氷点下4度以下が続くと、水道管の凍結が生じやすくなります。湯船に水を溜め、夜間は台所などの水を少量流し続ける。また、屋外に水道管が露出している箇所には布を巻くこと」

 新型コロナ同様、寒波にも十分な警戒を!

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