長瀬智也が消える『鉄腕ダッシュ』絶体絶命!!「さんまとマツコとバナナ」包囲網!

日刊大衆

長瀬智也(TOKIO)
長瀬智也(TOKIO)

 1月27日、ジャニーズの人気グループ・TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)内で、長瀬智也(42)がグループの恥ずかしい秘密を明らかにし、話題を呼んでいる。

 この日の放送では「お互いまだ話していないコト」をテーマにトークを展開。

 長瀬は「昔のパソコン、ガラケーとかどんどん溜まっている」という悩みを告白し、「なんか嫌でしょ。データ復旧されたりしたら」と語った。これに国分太一(46)が「嫌な情報でも入ってるんですか?」と尋ねられると、長瀬は「いや、それはだって、我々が海外に行ったら必ず裸体を……裸体の写真を撮りまくってたでしょう?」と暴露したのだ。

 長瀬のパソコンや昔の携帯電話の中には、メンバーの裸体写真が大量に入っているという。長瀬は「あんなのが出回った俺たち生きていけないよ」と語ると、松岡昌宏(44)は「あれ今出たら俺たち売れるかもしれない」と応じ、国分は「写真集になるくらい撮ってた、みんなで」と当時を振り返った。

「メンバーで裸体写真を撮り合うほどに、本当に仲がいいTOKIOですが、今まさにピンチを迎えています。というのも、もはやライフワークとなっている番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の視聴率がしんどいことになっているんです」(制作会社関係者)

■株式会社TOKIOの軸は『鉄腕ダッシュ』

 TOKIOデビューの翌年、1995年にスタートした『鉄腕ダッシュ』。以来26年の間で、『DASH村』や『0円食堂』など、さまざまな名企画が生まれ、この番組によりTOKIOは老若男女を問わない人気を誇る、唯一無二のジャニーズグループになったと言っても過言ではない。

 しかし、ここ最近は視聴率が低迷。2020年12月20日の放送では平均視聴率が9.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と1桁台を記録。1月1日の特番『ザ!鉄腕!元日!DASH!!』は10.3%と、過去10年放送されてきた元日の『鉄腕ダッシュ』では最低の視聴率を記録してしまった。

「12月20日は、同時間帯に『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)、『鬼滅の刃(柱合会議・蝶屋敷編)』(フジテレビ系)が放送されていたこともあり、1桁台になってしまったのでしょう。現在も他の番組に比べればそれほど数字が悪いとは言えませんが、全盛期の勢いはありません」(前出の制作会社関係者)

 2018年5月、『鉄腕ダッシュ』の中心的存在だった山口達也(49)が不祥事を起こしてグループを脱退して以降、番組のパワーダウンが懸念されてきた。

「さらに、今年の3月末をもって長瀬がジャニーズ事務所を退所します。長瀬はTOKIOでも最も人気の高いメンバーです。彼の離脱で、さらなるパワーダウンは必至。そんな中、城島茂(50)、国分、松岡の3人も4月からは『株式会社TOKIO』を設立し、ジャニーズ事務所から社内独立します。

『株式会社TOKIO』の事業は『鉄腕ダッシュ』を軸にしたものですが、その軸となる番組が存続の危機に直面しているというのは、非常にマズいですよね」(前同)

■若手ジャニーズではまだ力不足

「株式会社TOKIO」設立を発表した際、城島、国分、松岡の3人は週刊誌やスポーツ紙の取材に対し、「各企業とタッグを組んだり、町おこしや講演会をやりたい」と具体的な構想を語っている。

 また、取材陣に対し、企画書を披露した国分は「福島の木を切り紙にして名刺を作ったり、企業とタッグを組んでスマホアプリのゲームを作ったり、子どもにいろいろ体験させて僕らが教えていくなど、手作りにこだわりたい」といったプランを明らかにしている。

「『株式会社TOKIO』は不祥事を起こした山口の“受け皿”になるとも言われていますが、昨年9月に飲酒運転で事故を起こしたため、彼の表舞台への復帰は5年、10年は難しいでしょう。

 山口が降板して以降の『鉄腕ダッシュ』には、King&Prince岸優太(25)やSixTONESジェシー(24)など、ジャニーズの若手がゲストとして番組に出演していますが、やはりTOKIOのメンバーほど数字は持っていません。人気があると言っても、それはまだまだジャニーズファン内のものであって、国民的な認知があるかと言われたら、そうではないでしょうね」(前出の制作会社関係者)

■裏番組の『せっかくグルメ』が絶好調

 放送作家はこう話す。

「ここ最近の『鉄腕ダッシュ』は構成も地味だったり、しんみりさせるような演出が多いような気がします。『鉄腕ダッシュ』の放送時間は日曜日夜7時。たしかに年配層を含めた家族が見る時間で、そこを意識して落ち着いた演出になっているのかもしれませんが、いかんせん地味ですよね。また、日テレが局として狙っているのは、コア層(13~49歳)の個人視聴率。そことのズレもある感がありますし、局内の関係者からも、明るさと勢いが不足しているのでは、という声をよく聞きますね」

 出演者の問題、そして演出面からもパワーダウンがささやかれる『鉄腕ダッシュ』。ここにきて、同番組を追い詰める“ライバル”の存在感も増してきている。

「裏番組の『バナナマンのせっかくグルメ』(TBS系)がどんどん勢いを増しているんです」(前同)

 バナナマンが日本全国のおいしい「地元メシ」を紹介するグルメバラエティ番組『せっかくグルメ』は2020年4月に日曜20時枠に昇格している。

「『鉄腕ダッシュ』の真裏ではないのですが、『せっかくグルメ』は18時30分から2時間半や3時間のスペシャルとして放送することが多く、『鉄腕ダッシュ』、『世界の果てまでイッテQ!』の2番組の競合となるんです。

 スペシャルが多いのは、それだけ番組が好調だから。番組はバナナマンの人気、そして日曜19時という時間帯にグルメという内容がちょうどハマって、幅広い世代に好評です。昨年12月31日、TBSは19時から『せっかくグルメ』の4時間45分生放送で『NHK紅白歌合戦』や日本テレビの『絶対に笑ってはいけない』に挑んだほどですからね。ホントに、日村(勇紀)さん(48)がうまそうに食べるんですよねー」(同)

■さんま&マツコの新番組が参戦!

『鉄腕ダッシュ』を襲うバナナマン×グルメのパワー。そこに、お笑いモンスターと先日、オリコン『好きな司会者ランキング』を2連覇したご意見番のコンビが参戦する。

「TBSでは、この4月に明石家さんまさん(65)とマツコ・デラックスさん(48)の新番組が日曜18時30分よりスタートするといいます。

 超豪華な2人がメインなのに30分番組だそうですが、さんまさんとマツコさんですから、大注目は必至でしょうし、高視聴率も間違いないでしょう。そこから好調の『せっかくグルメ』などにつながるわけです。一度チャンネルを合わせたら、そのまま番組が終わって次の番組を見続けるというのは、視聴者の習性ですからね。前番組の高視聴率は、その次に続く番組に引き継がれますよ」(前出の放送作家)

 2020年のTBSは、ドラマでは『恋はつづくよどこまでも』や『半沢直樹』が社会現象を巻き起こし、8時間にわたって生放送されたダウンタウンがMCの『お笑いの日2020』など、バラエティ番組も話題を呼んだ。

「現在もTBSの『日曜劇場』で放送中の綾瀬はるかさん(35)主演のドラマ『天国と地獄 ~サイコな2人~』が絶好調です。そんな勢いを増すTBSは、さんまさんとマツコさん、そしてバナナマンの『せっかくグルメ』を、『鉄腕ダッシュ』、『イッテQ!』、『行列のできる法律相談所』にぶつけ、これまで日曜夜の覇権を握っていた日本テレビを本気で潰しにかかってきているのではないでしょうか。

 ただ、TOKIOにとって『鉄腕ダッシュ』は今後の生活をも左右する一丁目一番の番組ですからこのままでは終われない。『鉄腕ダッシュ』が終了なんてことになれば、株式会社TOKIOもまずいことになるし、そうなれば、山口さんの復帰ももはや叶わないものいなるでしょう。この春には番組の構成を変えるなど、リニューアルを図ると噂されていますよ」(前同)

 TBSのあまりに強力な「日本テレビ潰し」をはね返し、TOKIOはホームを守れるだろうか!?

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