長瀬智也がI.W.G.P.降臨?『俺の家の話』第4話に騒然「マコトが池袋に戻ってくる!」

日刊大衆

長瀬智也(TOKIO)
長瀬智也(TOKIO)

 2月5日に第3話が放送された、TOKIO長瀬智也(42)主演のドラマ『俺の家の話』(TBS系)の、次回予告動画で流れた長瀬のロケ映像が、多くの視聴者をザワつかせたようだ。

 同ドラマは、元人気プロレスラーの観山寿一(長瀬智也)が、家族や謎の女性介護ヘルパー・志田さくら(戸田恵梨香/32)と、能楽の人間国宝である父・観山寿三郎(西田敏行/73)の介護と遺産相続をめぐってバトルを繰り広げるというもの。脚本は宮藤官九郎(50)が担当する。

 第3話では、寿一は寿三郎が「やり残したことを書きつづった」というエンディングノートを目にする。そこには「家族旅行」という文字がすみっこに小さく書かれ、横線で消されていた。寿一はなんとか願いをかなえてやりたいが、父を旅行に連れていくお金がない。

 ちょうどそのとき、寿一を尋ねてきたのが、新興プロレス団体「さんたまプロレス」の幹部・長州力(69)。武藤敬司(58)と蝶野正洋(57)を引き連れ、スター不在で団体経営が悪化しているため、「現役復帰してほしい」と寿一に要請する。

 レジェンドレスラー3人が本人役で顔を揃えたことも驚きだったが、それ以上に衝撃だったのが、このあと、ファイトマネーのため、家族にバレないようマスクマン“スーパー世阿弥マシン”としてプロレス復帰した、寿一のリングでの活躍だった。

■長瀬智也をプロレス専門誌が絶賛

 第1話のプロレスシーンでは寿一は“ブリザード寿”として素顔で登場しており、長瀬本人が戦っていることが分かった。しかし、第3話ではマスクをかぶっているうえ、高度な空中殺法を披露したため、多くの視聴者はプロがスタントマンとして戦っていると思ったのだ。

 だが、放送後、同ドラマのプロレス監修を務めていて、長瀬と幼なじみであり、総合格闘家でプロレスラーの勝村周一朗(44)が「智也のティヘラやばくないですか!? 跳ね起きもトップロープ登るのもスタントなしの本人! 2人同時に投げた技も凄かったでしょ!?」とツイッターに投稿し、視聴者だけでなくプロレス関係者も驚がくした。

 また、DDTプロレスリングの高木三四郎(51)もツイッターで「スタントなしでご本人がやられてるとの事でしたが跳躍力と体感が強くないとなかなかできない技です」と称賛。プロレス専門誌『ファイト』(ファイト!ミルホンネット)も「42歳のド素人が、あれだけの空中殺法を披露したら、本職のプロレスラーの立つ瀬がない」と、サイトで報じていた。

 ちなみに、ティヘラとは、スペイン語で“ハサミ”という意味で、相手に飛びついて頭を両足で挟み込み、自身の体が回転する勢いで相手を投げ飛ばす技の総称。日本ではヘッドシザース・ホイップと呼ばれているプロレス技のことだ。

■『池袋ウエストゲートパーク』が予告に!

 さらに、視聴者を大いにザワつかせたのが、ドラマ公式サイトが第3話の放送後に公開した次回予告動画だ。そこには和装姿の寿一が登場し、「カラーギャングに囲まれたら、守りきれないと思って」と言いながら、“超獣レスラー”ことブルーザー・ブロディのようにチェーンを振り回していたのだが、視聴者がザワついたのはその場所。

 視聴者は、ツイッター上で「来週の俺の家の話の予告で長瀬さんが池袋に降臨してた!」「俺の家の話の次回予告で池袋映ったよね?!エんモー!!!」「なに?来週の俺の家の話はIWGP回なの?」など大興奮。長瀬がロケをしていた現場が、池袋西口公園だったのだ。

 池袋西口公園といえば、00年放送の長瀬が主役・マコトを演じた、宮藤脚本の伝説的人気ドラマ『池袋ウエストゲートパーク(I.W.G.P.)』(同局系)の舞台になった場所。視聴者は「今からマコトが池袋に戻ってくるんじゃないか思うだけでワクワクした」「池袋で大暴れしてた長瀬もいよいよ介護と親子問題かーってなる」などと、長瀬演じるマコトと寿一を重ねてしまう人が少なくなかった。

 クドカン脚本といえば、あちこちにちりばめられる小ネタが魅力のひとつ。今回は伝説的ドラマのネタだっただけに、視聴者はおおいに盛り上がったようだ。(ドラマライター/ヤマカワ)

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