コロナワクチン「知らないとヤバい」基礎知識、製薬会社による効果の違いは? (2/2ページ)

Asagei Biz

妊婦さんや授乳中の方もデメリットとメリットを比べることになるので、しっかりと医師に相談することが大切です」(峰氏)

 国内でワクチン開発を進めている製薬会社関係者も、続けて言う。

「一度ワクチンを打った人は、期間を置いたとしても別の会社のワクチンは打たない方がいいです。効果が変わる可能性と、安全・有効性のデータがまだないからです」

 アルコールに限らず、チャンポンは危険という認識のようだ。高齢者は特に打つメリット・デメリットを考えて主治医と相談したい。

製薬会社によって効果の違いはある?

 アメリカをはじめ、イギリス、中国、ロシアなど世界中の大企業が全力を注いでワクチン開発を行っているが、日本国内でもワクチン開発は、シノギを削っている。そのアプローチも様々で、企業によって製造・保存方法もバラバラだという。峰氏によれば、

「企業によるワクチンの違いは明確にありますね。それぞれの会社が得意な方法で、なおかつ勝算のあることをやっているということです。第一三共が開発しているmRNA(ワクチン)はファイザー社とモデルナ社と同じような仕組みなので、期待できると思います。富士フイルムが製造受託契約を締結した、VLPセラピューティクスジャパンのレプリコンワクチンはmRNAを改良したものなので、さらに効果的である可能性がありますね」

 安全性に定評のある国産ワクチンの開発が待たれるばかりだ。

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