「Uber」のロゴを黒塗りにする理由とは?配達員が明かす“覆面ウーバー”の正体 (2/2ページ)
配達員を紹介したら10000円という友達紹介キャンペーンを実施しているサービスもあります。大半が履歴書不要で面接もなく、バッグを購入してオンラインで登録を済ませれば、その日から仕事ができるとあって、若者を中心にニーズが拡大しています」(前出・ジャーナリスト)
ウーバーのバッグについて、現在は配達員が購入する形を取っているが、なかにはデポジットと引き換えにバッグを借りているという古参の配達員も少なからずいる。
「やはりセンターから借りているバッグでほかのフードデリバリーを掛け持ちするとなると、うしろめたさがつきまとうもの。ロゴを隠したくなる気持ちは理解できますし、一方で、『ネットで販売されているバッグの中でも、やはりウーバーの正規品が一番』との声もよく聞きます。“覆面配達員”が増えているのは、バッグの品質のよさも理由のひとつではないでしょうか」(前出・ジャーナリスト)
3月に入ってからメディアで配達員の「報酬3割下落」が伝えられたウーバーイーツ。配達員も収入確保のためになりふり構っていられないようだ。
(灯倫太郎)