他球団スコアラーの「田中将大評」とは/プロ野球「12球団のアキレス腱」(2) (2/2ページ)
実は他球団のスコアラー間では、もう力勝負ができないとささやかれ始めています。
A 実際、ヤンキース時代の後半は目に見えてストレートのスピードが落ちていた。ここ数年は1シーズンの被本塁打が20本を超えていたと思います。オファーに尻込みしていたメジャー球団は、そこを疑っていたようだね。マー君の不穏情報には、石井一久GM兼監督(47)も内心穏やかではないはずだよ。
C その石井監督は、今季から走塁面を改革しようと指令を出している。
B 昨シーズン、リーグワーストの盗塁数を爆増させる計画ですね。パ・リーグの上位に食い込むには、ソフトバンクの周東佑京(25)やロッテの和田康士朗(22)のような走塁のスペシャリストが不可欠ですから。
D かつて俊足で甲子園を沸かせた、オコエ瑠偉(23)の覚醒に期待したかったですが‥‥。
A 2月に左手関節の手術を受けたばかりだけど、球団発表の前に自身のSNSで勝手に公表して球団は大慌て。立腹の石井監督もすでに見放している。春季キャンプ中、オコエについて尋ねられても「いない選手に期待してもしょうがない」と辛辣だった。
A:ベテラン遊軍記者/B:民放局プロ野球中継スタッフ/C:球界OB/D:NPB関係者/E:スポーツライター