波乱のプロ野球、禁断予測(1)阪神・佐藤輝明に不吉なジンクスが… (2/2ページ)
走塁に磨きがかかっているので、盗塁王がかかればチームも浮上しそうです」(スポーツ紙記者)
堂林と鈴木がチーム浮沈のキーマンとなろう。
今季からコロナ対策で急遽決まった延長戦廃止により、引き分けが増えるのは必至。延長10回制だった昨季、引き分け数はセ24試合、パ16試合だったが、
「倍増しても不思議はなく、最多勝や最多セーブなどの数字も落ちるでしょう。早めの代打も増えそうです。苦戦を強いられそうなのが西武とDeNA。ともに昨季は延長戦で負け知らず、サヨナラも目立ちました」(スポーツ紙デスク)
チームの明暗を土壇場で分ける形になりそうだ。
【3】延長戦なしで有利なのは巨人・阪神・中日
江本氏は、
「投手陣が豊富なチームが有利で、現状では巨人と阪神でしょう。ただ、リリーフ陣が投げすぎるとシーズン終盤に疲れが出るので、先発完投も考えないと。バランスが難しい」
さらに、スポーツ紙デスクは、
「大野雄大、福谷浩司の先発陣に加え、祖父江大輔、福敬登、ライデル・マルティネスの勝ちパターンはなかなか他球団も攻略が難しい。9回までの延長なしなら、中日がダークホース」
と、セの2強に異を唱えるのだ。はたして─。