『アメトーーク!』ネタ切れで限界!? 内輪ウケの企画だらけで「つまらない」

まいじつ

Mix and Match Studio / shutterstock
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マニアックなテーマに対し、芸人たちがその熱い思いを語り合う人気番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)。お笑いファンから愛されていることでも知られる同番組が、ここのところ失望を買っているようだ。

「同番組のウリは何と言ってもそのトークテーマ。『機動戦士ガンダム』『広島東洋カープ』『餃子の王将』の熱烈ファンが集う回から、『メガネ芸人』『高校中退芸人』と共通点で分けた回など、これまで多くのテーマを取り扱ってきました。もう1つの核となっているのが、『今年が大事芸人』『仲良し芸人』など、芸人そのものにスポットを当てた回。これらはファンの間で〝芸人回〟と呼ばれ、前述したテーマ区切りが〝テーマ回〟と呼ばれるのと対を成しています」(お笑いライター)

ファンの失望を買っているのは、この〝芸人回〟だ。実は最近の「アメトーーク!」はこれに偏重しており、今年に入ってから19回の放送で、芸人回は半数を超える11回。うち3回は恒例企画、当初のウリだったテーマ回は5回と、そのアンバランスさが際立っている。

「テーマ系の企画がもっとほしいと」の批判が…

頻度もさることながら、さらに問題となっているのは〝芸人回〟の質の低下だという。

「〝芸人回〟は、当事者ならではのディープな初披露エピソードが飛び出す一方、どうしても内輪ネタに走りがちという欠点を抱えています。最近で言うと、4月29日放送の『おいでやす小田芸人』がそのひとつ。小田の下積み時代や、芸人仲間でその才能が早くから注目されていたと語られる一方、まるで同窓会のようなノリで〝視聴者不在〟の空気が拭えませんでした。同様の空気は、『大宮セブン』『40歳過ぎてバイトやめられない芸人』にも見られましたね」(前出ライター)

こうした内輪ネタが毎週のように繰り広げられることに、番組ファンは失望しているようなのだ。実際、ネット上には

《ここ2カ月くらい、ずっとテーマつまらんから見てない》
《漫画大好き芸人、駄菓子芸人、キャバクラボーイ芸人はどれもちゃんと面白かった》
《芸人持ち上げ会の時は見てないわ》
《売れてない芸人集団の苦労話とかどこも大差ないのに何回も回分けてやるなよ》
《ここ数カ月つまらな過ぎて観てない》
《内輪以外のテーマだと大体マツコの知らない世界にブチ殺されてる》

など、そのフラストレーションが見て取れるようになっている。

「クオリティーが高いならまだしも、飲み屋のような芸人同士の内輪ネタを毎週のように見させられれば、視聴者も飽き飽きするでしょう。しかし、テーマ回を放送しようにも、20年近くやってきただけに、扱う対象がもはやネタ切れ。ド深夜なら本当にディープなテーマを扱えますが、なまじ深夜には早いだけにそうもいきません。もはや袋小路ですね」(TV誌記者)

盛者必衰、形あるものはいつか壊れるのが世の常。大人気を誇った「アメトーーク!」もそろそろ潮時か…?
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