東野幸治が明かす「さんまのマジギレ」持ちギャグへの思いが志村けんさんと重なる? (2/2ページ)

アサジョ

志村さんはかねてより自分の持ちギャグや得意のフレーズはキャリアを通して本気でやり続けるべきとのスタンスを示しており、2013年7月放送のTBSラジオ『志村けんの夜の虫』でもダチョウ倶楽部・上島竜兵との対談中、『自分で楽しんでやっていないギャグはダメ』だと断言。ほかにも『自分が飽き始めたりした頃に流行したりする』とし、『欧米か!』のツッコミフレーズでブレイクしたタカアンドトシを例に挙げ、『タカトシにも言ったんだよ。“欧米か!”に飽きちゃって。でも次のギャグがないんですよって言うから、馬鹿野郎! お前が60歳になっても漫才で“欧米か!”はやってなきゃダメだよって。必ず1回はやれよって』とアドバイスしたようです。

 さんまと志村さんのこうした熱い思いが共通しているとして、ネットでは『さすがお笑い怪獣』『さんまさんも志村さんも言おうとしてることは共通してる』『さんまさんも志村けんさんも同じとは、驚きました』『一流になるほど、一芸の深みを大事にしている気がする』との反応が寄せられています」(テレビ誌ライター)

 志村さんはかつて伝説のコント番組「8時だョ!全員集合」(TBS系)の中で披露していた替え歌ネタである「カラスの歌」が不評だったことから、いかりや長介さんに「明日からもうやらなくていいぞ」と言われたと告白。その言葉通り、ネタの披露をやめたところ、放送後にクレームの電話が殺到し、「うちの子が寝ないぞ。どうしてくれるんだ!」と言われ、続行することになったという。

 一方のさんまも、「そんなワケ‥‥ホンマやっ!」や、村上ショージ考案の「しょうゆーこと!」など、長く愛用してきたギャグを披露する際は一切の手抜きをせず、全力で楽しみながらやり切ることが基本だ。

 さんまと志村さんにとって、自分を著名にしてくれたギャグを途中でやめたり、また雑に扱ったりなどの行為は、最も許せないものなのかもしれない。

(木村慎吾)

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