運用から1年以上が経過した裏アカウント特定サービスの検証結果を発表。2021年度、採用候補者の “裏の姿”が激変していることに警鐘を鳴らす。 (2/5ページ)

バリュープレス

各企業が懸念と考える内容に多少の相違はありますが、約4割の人物が入社前に留意する点があるという結果となりました。

▼懸念項目ランキング
一人で複数の懸念事項が発見されるケースもありますが、懸念事項で圧倒的に多いものは「投稿内容の懸念事項」でした。

1)投稿内容懸念:50.6%(内訳:本人の投稿内容懸念28.18%/本人の友人の投稿内容懸念22.42%)
2)金銭問題:27.88%(内訳:金銭感覚・ギャンブル・投資依存・自己破産)
3)副業懸念:12.42%(内訳:マルチ商法関与・無申告での副業・ネットビジネス等)
4)職歴懸念:9.39%(内訳:雇用形態詐称・職務内容詐称・期間詐称)

■投稿内容懸念の事例

裏垢を所有している利用者が2021年の調べでは急増。昨年に比べ目的に応じて複数のアカウントを使い分けている人物が増えてきました。主な懸念内容としては断トツで投稿の発言内容となっています。複数のアカウントを持つことが主流となった昨今、当社では使い方が極端に違うアカウントは裏垢と認定しております。

▼裏アカ宣言者が続出
「本アカウント」でも暴力的な投稿や表現が散見していましたが、裏垢では更に汚い表現や暴力的な発言が散見されていました。また、裏垢を使うと宣言している人物も確認できています。履歴書や面接では至って普通の人物だったようですが、SNSの世界では人格が変わってしまう人物が昨年と比べ急増しています。

多くの方の記憶に残る、電車内の無差別殺傷事件の加害者の供述内容と同レベルの発言をSNS内で投稿している人物が急増したことは非常に危惧される点です。長引くコロナ禍におけるストレスなども要因と思われますが、そもそもSNSのリテラシーが崩壊し、無法地帯となっていると当社は考えています。

裏垢宣言する人物の特徴として、裏垢内で他人や世の中に対してより一層に過激な発言や暴力的な発言をする目的に作成しているようです。

「運用から1年以上が経過した裏アカウント特定サービスの検証結果を発表。2021年度、採用候補者の “裏の姿”が激変していることに警鐘を鳴らす。」のページです。デイリーニュースオンラインは、23卒はたらくをよくする総務・人事・経理職向け新卒採用就活生ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る