フランス革命は江戸時代の浅間山大噴火が原因だった!?大規模噴火は地球規模で影響 (3/3ページ)

Japaaan

浅間山夜分大焼之図

フランス革命の遠因に?

偏西風に乗った噴煙はヨーロッパへ広がり、イタリア南部では太陽が赤銅色にかすんで直視できたとか。アイスランドでも火山噴火が起きていたため、太陽の放射が妨げられ北極海では氷山が発達し気温は下降。英国は低温多雨の夏と厳冬が何年も続き、フランスでも凶作が続き圧政による王政への不満が爆発、フランス革命へと突き進む一因になったといわれています。これは日本人ではなく英国人によるフランス革命の研究によるものということです。

今回のトンガ噴火でも米が不作になるのではないか、などと先物取引を憂う声もインターネット上で広がりましたが、そこまで噴煙の量は多くないそうです。
しかし火山噴火は地球規模での災害だという認識をあらたにすることとなりました。

参考:
「南箕輪村誌」(1985-10-31、国立国会図書館蔵)
「史料解読による浅間山天明三年 (1783年) 噴火推移の再構築」(国立国会図書館蔵)
「フランス革命を引き起こしたのは、浅間山の噴火だった!」

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