【史実と比較】「鎌倉殿の13人」北条時政、ぶん殴られて目を覚ます…?第9回「決戦前夜」振り返り (4/7ページ)

Japaaan

泣きながら抱擁を交わした頼朝が、肉親との再会を喜んだのはきっと本心でしょう。

……というところでメインストーリーをまとめ、以下ほかのキャラクターたちもピックアップしていきましょう。

善児(演:梶原善)

善児「旦那様から固く申しつけられとるもんで。悪う思わんで下さい」

まるで蚊でもつぶすくらいの冷淡さで江間次郎(演:芹澤興人)を殺し、今まで仕えてきた八重姫さえも手にかけんとする仕事人・善児。

この薄気味悪さ、おどろおどろしさがたまりませんね。出来れば息絶えた江間次郎を蹴転がすくらいの残虐さを演出して欲しかったです。

危いところで三浦義村(演:山本耕史)が助けに入り、手傷を追って逃げた善児ですが、このままでは終わらないでしょう。

果たして三谷幸喜の脚本は、彼をどのように使うのでしょうか。

三浦義村(演:山本耕史)

義時「戦というのはつくづく難しいものだな」

義村「女と一緒だ。どう転ぶか見当もつかない。でも、そこが面白い」

前回の「平六~!(義時が義村に泣きつく)」に続き、義時の知恵袋として存在感を発揮する義村。

伊東祐親(演:浅野和之)と義時の対決を邪魔させまいと、和田義盛(演:横田栄司)と畠山重忠(演:中川大志)の行く手を塞ぎ

義村「あんなのでも、俺の身内なんでね(≒殺させはしない)」

と啖呵を切ったシーンにしびれたファンも多かったのではないでしょうか。

※ちなみに、祐親を捕らえるシーンについては史料に詳述がなく、これらのくだりは概ねフィクションと考えられます。

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