益若つばさ、子どものネットとの関わり方を語る 「10代の頃からネットで中傷を受けてきた」J:COM主催オンライントークショー イベントレポート (2/12ページ)

バリュープレス

ティーンのカリスマとして、いち早くネットを通じた発信を行ってきた益若つばささんですが、自身が10代の頃のネット事情について「当時はTwitterやInstagramではなく、ブログやプロフィールサイト、掲示板などがあり、そこで中傷された経験ももちろんあります。初めてネットを繋いだときは『お金がいくらかかるんだろう?』という不安もありました。ネットが普及して知識は増えたと思うのですが、間違った情報も多いので、それを自分で精査していくのは大変ですよね」と当時を振り返りつつ、ネットを上手に使う難しさを語りました。MCのなすなかにしも「江戸時代に生きていた人の一生分の情報が、今は一日で手に入るらしいですよ」と、驚きの補足情報を伝えます。これに対して、情報リテラシーアドバイザーの粟津千草は「子どもはスマホもタブレットも大人と同じ物を使っていますし、同じサイトを見ることができる。子どもたちは危険性をよく知らないのに、大人と同じような危険に曝されているというのが現状です。また、ネットには3大トラブルというのがあり、1つめが『ネットのコミュニケーション』、2つめが『お金』、3つめが『時間(使いすぎ)』です。さらに、4月1日から18歳以上が成年になり、たとえ高校生でも契約の際に保護者の同意が不要になるので、一度契約をすると後から取り消しができなくなってしまうというのが懸念されています」と、トラブルの具体例について解説。益若さんも、お知り合いから聞いたエピソードとして「ギガの拡張が、ボタン1つでできてしまうじゃないですか。それを分からずに、子どもがボタンを押しすぎてしまい、数十万円の請求が来てしまったという話を聞いたことがあります。でも、子どもは悪いことだと思っていないですし、親自身も仕組みを理解していないケースもありますよね」と、ネットならではの『お金』に関するトラブルについて話しました。

便利でいろいろなことができる一方で、トラブルも頻発している子どものネット利用。子どもがネットと向き合う上で大事なことについて、粟津は「『事前に知識を得る』、『調べる』、『確認する』、『相談する』が大事。先ほどの益若さんのお話もそうなのですが、ボタンを押す前に『これって押して良いのかな?』と立ち止まったり、『利用規約』が出てきたら親御さんに内容を確認してもらうと良いですね。

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