A.B.C-Zの河合郁人は木村拓哉にもプレゼントした「餃子 雪松」に激ハマり中!? (4/4ページ)

日刊大衆

20年度の売上高は6億円に上る。

 運営元のYES代表の叔父は群馬県水上にある中華「雪松」の店主だった。地元で3代続く老舗だが、高齢で跡継ぎもおらず、80年続いた味がなくなるのを惜しんだ代表がその味を引き継ぐ決心をした。そして、開店した店も週末などは行列ができる賑わいで、19年にオープンした12店舗目となる大泉学園店で無人販売が採用された。

 実はぼくも近隣に住むが、自宅から10km内圏内にすでに10店鋪以上ある。まだイートインができる頃に利用したが、それでも焼くのは自分でやる。小腹を満たすつもりで寄ったのに、一杯飲れるのが嬉しくて、サイドオーダーも頼んでけっこう長居してしまった。

 肝心の雪松の餃子だが、キャベツにニラの歯触りがよく、生姜とにんにくがしっかり効いている。ただし、肉は少なめでご飯が進むというよりビールのアテとして際限なく食べられそうだ。36個というと6個入りで6皿になり、170円で1食程度なのでかなりリーズナブル。河合も5パックほど抱えて店から出てきた。

 この足かけ3年の間、飲食店の多くが苦境に立つ中、持ち帰りの冷凍ギョーザを置いておくだけという、こんな大型自動販売機のような楽な商売が成功するんだから、これも一つのコロナバブルか。河合はじめジャニタレにも人気となると、雪松の躍進はしばらく続きそうだ。

(取材・文=鈴木隆祐)

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