AI作曲支援アプリ「Amadeus Topline」が大幅に進化ー メロディー生成に特化し、クリエイターエコノミーで音楽クリエイエターの収益拡大を目指すー (3/6ページ)

バリュープレス



クリエイターエコノミーの中で、楽曲を制作する音楽系のクリエイターはDAW(Digital Audio Workstation)と呼ばれるハードウェアとソフトウェアのシステムを用いてコンピュータ上で作業を行います。DAW市場は、個人の音楽コンテンツの発信を促すツールとして急成長しており、米・Apple社も全てのiPhoneに「Garage Band」という初心者向け音楽制作アプリをプリインストールしています。

ここで課題となっているのは、動画制作が録画ボタン一つで誰でも簡単に撮影できるのに比べて、音楽制作はある程度の訓練や音楽知識がないとそもそも形にすることさえ難しいという点でした。当社が今回リリースする「Amadeus Topline」では、人間が作曲を行う際の思考工程をAIを用いたアルゴリズム群で再現(*3)することにより、ボタン一つで誰でも簡単に作曲できるようにし、この課題を解決しました。

既存の技術があらかじめ用意された素材の組み合わせで作曲を行うのに対して、当社AIは自ら生成した素材(*4)の組み合わせで作曲を行う点が異なります。素材は初期学習した3万を基に自己生成することで700万(*5)まで増殖しており、したがって、現在のシステムが作曲するメロディーの99.5%はAIが自ら生成した素材が使用されています。素材はアプリを立ち上げるごとにサーバーから最新の10万素材が配信されます。

音楽クリエイターの仕事もさらに分業化・細分化が進んでおり、主に旋律(メロディー)を作る「トップライナー」と、主に伴奏(トラック)を作る「トラックメーカー」に分かれます。この共作業は特にコライト(Co-Write)と呼ばれており、音楽クリエイターはコロナ禍の前からリモート環境を活用し、海外クリエイターとの共作を行ってきました。今回のアップデートでは、UIやシンセサイザーを簡略化してメロディーの制作に集中した価値提供を行うことでトップライナーを特に支援し、音楽クリエイター全体の収益拡大につなげていくことを目指します。
「AI作曲支援アプリ「Amadeus Topline」が大幅に進化ー メロディー生成に特化し、クリエイターエコノミーで音楽クリエイエターの収益拡大を目指すー」のページです。デイリーニュースオンラインは、DAWAI作曲音楽クリエイターネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る