【タイ】チェンマイの銀寺「ワット・シースパン」はまさに「銀閣寺」だった (2/3ページ)

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見れば見るほど、細工の緻密さと立体感に心を奪われ、お堂の周囲を何度もぐるぐる回ってしまったほど。銀工芸技術の保護と育成を推進しているお寺というだけあり、ワット・シースパンにはタイの銀細工の粋が詰まっているといえるでしょう。

正面のブルーの階段は海を表していて、礼拝堂全体で仏教の世界観を表現しているのだそう。

外壁にはブッダが説法をする場面など、仏教に関するモチーフが「これでもか」というほど細かく打ち出されています。

さらに、「RIO DEJANEIEO」「TOKYO」「BEIJING」といった世界の主要都市をイメージしたレリーフも。

ワット・シースパンは、1500年、マンラーイ王朝ムアン・ゲーオ王の時代に建てられました。ところが当初から現在の姿であったわけではなく、今のように一面が銀色に様変わりしたのは2000年代に入ってからといわれています。仏教寺院としては一風変わったデザインからも、お堂の新しさがうかがえます。

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