NHK紅白「K-POPスーパーグループ」内定も…まさかの「大逆風」異常事態

日刊大衆

IVEインスタグラム「ivestarship」より
IVEインスタグラム「ivestarship」より

 毎年12月31日に開催される日本の風物詩『NHK紅白歌合戦』への出場アーティストが報じられはじめている。

「今年の紅白歌合戦は、昨年に引き続き白組司会に俳優の大泉洋さん(49)、紅組には人気若手女優の橋本環奈さん(23)が初司会に抜擢されました。さらに、今年は『LOVE & PEACE -みんなでシェア!-』というテーマも発表され、SNS時代の現在を象徴する“シェア”というキーワードを掲げている事からも、時代とマッチした紅白を目指している事が伝わってきます。

 そんな今年2022年の紅白歌合戦への出場内定アーティストとして、KーPOPガールズグループ『IVE(アイヴ)』、さらに11月14日には『LE SSERAFIM(ルセラフィム)』の出場が報じられました」(芸能誌記者)

 IVEは日本人メンバーのレイ(18)と、韓国人メンバーウォニョン(18)、ユジン(19)、ガウル(20)、リズ(17)、イソ(15)で構成された6人組KーPOPガールズグループ。

 昨年の2021年12月に『ELEVEN』でデビューした直後から爆発的ヒットを飛ばし、これまで発表したシングル3枚全てミリオンヒットを記録。10月には日本デビューを果たし、日韓の双方で活躍の場を広げている。

 さらには今年上半期には「JC・JK流行語大賞2022 上半期」のヒト部門では1位を獲得するなど10代・20代を中心としたZ世代から絶大な支持を得ている。

「IVEはCD売上やYouTube再生回数のみならずTikTokも大バズりしています。IVE公式アカウントから投稿されている100本超の動画全てが、100万回再生を超えており異次元の人気ぶりです。

 さらにセンターでもあるウォニョンさんは元々、元HKT48宮脇咲良さん(24)が所属していた『IZ*ONE』の元メンバーです。IZ*ONEは日韓の芸能事務所に所属するタレント96人の中から選抜するオーディション番組「PRODUCE48」から合格したメンバー12人で結成され、なかでもウォニョンは圧倒的人気を誇り1位で合格した“アイドルの中のアイドル”と賞賛されています。

 若干18歳ながら身長173cmに股下105.5cmという圧巻のスタイルと、ベビーフェイスな顔立ちで、そのギャップが人気の理由です。インスタもIVE公式アカウントが286万超のフォロワーに比べて、ウォニョンさん個人のアカウントが驚異の636万フォロワーという、IVE以上にウォニョンさんが人気という現象が起きています」(前同)

 LE SSERAFIMもIVEに負けず劣らずの人気ぶりだという。

「LE SSERAFIMには、ウォニョンさんとも元同僚でもあった、宮脇咲良さんがいます。さらには元バレリーナという異色の経歴を持つ日本人メンバーのカズハさん(19)を含めた、こちらもIVE同様に日韓混合の5人組ガールズグループです。

 今年2022年の5月に、BTSの妹分として同じ所属事務所HYBE(ハイヴ)からデビューした直後に中心メンバーが1人脱退するアクシデントに見舞われましたが、逆境を物にして現在大ブレイク中です」(前同)

 まだ日本デビュー前にも関わらず、11月3日にはNHKの音楽番組『SONGS』のスピンオフ企画、「SONGS+PLUS」で密着ドキュメンタリーが放送され話題となった。

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※LE SSERAFIMインスタアカウント「le_sserafim」より

■なぜ出場?紅白の選定基準に疑問の声

 そんな『IVE』と『LE SSERAFIM』だが、紅白出場決定については、意外な反応がーー。

「この2組の紅白出場という一報に、ネット上では《マジで誰?ってなってるんだが》《紅白どんどん価値なくなってく》といったコメントが多く、特に“紅白の選定基準”を疑問視する声が続出しています」(前同)

 しかし、この両組出場には、NHKがある希望を賭けている苦しい事情があるという。

「紅白歌合戦は国民的な番組である一方で、年々視聴率が右肩下がりになっているのが現状です。特に昨年2021年の紅白では、平均視聴率が1部が31.5%・2部が34.3%とどちらも過去最低視聴率という、非常に苦しい結果になってしまった。

 そこで、視聴率の挽回策の1つとして、2018年にTWICEが記録した、その年の全出場者の中で4位だった、42.7%という高視聴率バブルをもういちど、とKーPOPグループに白羽の矢が立ったのかもしれません。実際に、この2組は日本人メンバーもおりコミュニケーションの問題も心配なく、さらにTWICEの次に日本でのネクストブレークの呼び声が高いので、今回の起用につながったのではないでしょうか」(前同)

 しかし、このNHKの“サプライズ策”に対して、ファンからは思わぬ反応が。

「この2組が紅白への出場決定という報道で、一般人のみならずファンからも疑問視する声が続出しているんです。

実際にファンからは
《紅白内定ってまじですか…………?》
《紅白はまだ早くない?若者の支持率は圧倒的だけど世間には全く浸透してないでしょ》
《IVEちゃんが貴重な年末に紅白に出演していいの?》
《え、紅白出るの?日本人メンバーがいるとは言え、基準がわからない》
《紅白内定はおめでたいことなんだけど、やっぱソシ KARA TWICEくらいの日本知名度ないと紅白出ても一般大衆ポカーンってなり叩かれるだけで終わりそうで怖いな》
《デビューして一年経ってないアイドルが出れるほどの番組になったんだって思ってしまうよね》
《紅白内定嬉しいけど叩かれるの嫌だから正直出てほしくない気持ちがある》
といったデビューから間もない2組の紅白出場を流石にやり過ぎだ、という反応が多くを占めています」(前同)

 NHKの思惑とは正反対に、微妙な反応ばかりが続出してしまう結果となってしまったが、はたしてこれから“シェアしたくなる”紅白になるのか、さらに注目が集まるーー。

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