日本人と犬の共存は縄文時代から!いつの時代も愛されるペットの日本史 (2/3ページ)

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江戸時代には犬専用の飼育書「犬狗養畜伝」や大規模な犬小屋も登場

平安時代の貴族のあいだで猫がブームに?

豊原周延「猫」猫と遊ぶ女性と少女

狩猟のために飼われていた時代から、平安時代になると動物が人間の権力を示すものとして扱われるようになりました。平安時代、高貴な身分の人々のあいだでは、猫が大ブームになったそうです。

たとえば、一条天皇の猫好きは清少納言の『枕草子』にも記述がみられます。飼っていた猫が出産するときには、乳母をつけ、出産後には「産養い」という祝宴を開いたそうです。また、宇多天皇が書いた『寛平御記』にも、飼い猫への強い愛が書かれています。

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