キンプリ・高橋海人「ハグしたい」ににじみ出る柔らかな空気と変わらぬ寄り添ってくれる愛

日刊大衆

※画像はテレビ朝日『ボーイフレンド降臨!』公式サイトより
※画像はテレビ朝日『ボーイフレンド降臨!』公式サイトより

 King & Prince高橋海人(23)主演の『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)は、人生に行き詰まりを感じている2人の女性が、12歳年下の記憶を失った謎の青年に出会うことで始まる三角関係のラブコメディだ。第5話では、アサヒ(髙橋海人)が好きだと自覚した、かしこ(桜井ユキ/35)と渉(田中みな実/35)が、お互い抜け駆けしないよう「ボーイフレンド協定」を結ぶことになった。

■どんな女性にもときめきを与える万能型のアサヒ・高橋海人

 かしこと渉は真逆のタイプだ。高校の同級生だった2人はそれぞれ別の道を歩んできたが、共通するのは、困っている人を放っておけない気質と、好きになる人が一緒なこと。アサヒは、かしこを仕事の先輩として尊敬していて、渉を親戚のお姉さんのように接しているが、2人はアサヒを1人の男性として意識するようになっていた。

 渉はあっさりとアサヒが好きだと自覚していたが、かしこは違った。壊れてしまったキーホルダーにさり気なく気づいて、新しいものをつけてくれるアサヒ。部屋の鍵は日常的に手にするもので、なくてはならないもの。そこにサクッと自分が選んだものをつけるアサヒの無邪気さがいい。

 これにより、かしこは胸がいっぱいになって、ずっと感じていたけれど認めたくなかった、好きだという感情をやっと自覚した。自分よりずっと年下で、キラキラした笑顔と才能に溢れていて、気持ちにブレーキをかけていたけれど、完敗したような感覚。これは、アサヒの魅力、すなわち演じる高橋の魅力に心奪われ、陥落したファンを見るようだった。

 リアルだったのは、仕事の徹夜明けにエアハグされたとき、かしこの指先が硬直して震えていたことだ。ハイタッチで喜び合いたかったのに、まさかの“エアハグ”なんて、胸に刺さっていた矢がシュッと貫通しただろう。かしこのモノローグ「何これーーー!」は見ている視聴者の声そのままだ。そんなこともサクッとやってしまう、それがアサヒであり高橋の魅力なのだ。

■アサヒの大きな愛は高橋海人そのままだ

 アサヒは優しい。自分の大切な人に起きたさまざまなできごとに、一緒に悲しんだり喜んだりしてくれる。渉が悲しみに暮れて、部屋の電気もつけずに落ち込んでいるのを見つけて、隣で話を聞くアサヒ。涙をそっと拭いてあげて頭ポンポンして「泣かないで」と優しく抱きしめたときは、その腕の温もりが伝わってくるようだった。

 また、かしこがコンペに提出するデザイン案を、アサヒも一緒に考えて徹夜で作業したとき。最大限、できることをやった達成感を一緒に感じて、笑顔いっぱいで「ハグしたい」と包み込んでくれたときは、ふんわり柔らかい空気が感じられた。

 状況はそれぞれ違うけれど、1人の人間として相手を大切に思うことができるアサヒは、とてもすてきな人だ。大人になると、声をあげて泣くことなんてないし、若い男性とハグするなんてこともない。だけど、服と同じように心も真っ白で、素直で、無邪気なアサヒだったら可能だし、演じるのが高橋だから可能なのだ。

 高橋はファンを大事にする。直接会ってお話をしたり触れ合うことなどはなくても、いつも隣にいるような感覚で笑顔を見せる。だから、悲しいときにはそっと抱きしめてくれるし、うれしいときにはエアハグしてくれる高橋がいつも心の中にいて、どんな自分も優しく温めてくれる。自分を必要としてくれる人に大きな愛で応えてくれる高橋は、みんなのボーイフレンドとして、今日もどこかでたくさんの人に寄り添っている。
(文・青石 爽)

                             

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