SMAP、悪夢の「生公開処刑」の全貌!衝撃の番組構成作家「小説」で明らかになった「全ブチ壊し」メリー氏からの「命令文」と「生贄」になったメンバー!!

日刊大衆

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 放送作家・鈴木おさむ氏(50)による小説『20160118』が12月9日発売の『文藝春秋』(文藝春秋)に掲載され、関係各所で物議を醸している――。

 鈴木氏が“小説”で描いたのは2016年1月18日、SMAP解散騒動が勃発した際にメンバーが『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の生放送で経緯を説明した“公開処刑”とも言われる“あの日”の裏側だ。

 国民的グループ・SMAPが解散してからもうすぐ6年。『スマスマ』の構成作家陣の中心にいた鈴木氏は、これまでも人気YouTubeチャンネル『街録ch~あなたの人生、教えてください~』などで、“公開処刑”の日のこと、さらには『スマスマ』の最終回の裏側やそのときの自身の心境について語ってきた。

「今回の『20160118』は“小説の体裁”を取っていますが、明らかに鈴木氏が見たもの、感じたことが書かれていることがうかがえます。2016年1月18日の前日夜、急きょ、番組の一部を生放送に変更すること、メンバーの口から解散騒動について説明すること、鈴木氏が構成作家として5人が話すべき台本を作ったことなどが明かされています」(ワイドショー関係者)

■生放送1時間前に「ソウギョウケ」から入ったダメ出し

 何事にも常に全力で臨んでいた「タクヤ」こと木村拓哉(50)、いつもグループを俯瞰的に見てきた「リーダー」こと中居正広(50)、メンバー内の架け橋になって“普通”を作ってくれる「ゴロウチャン」こと稲垣吾郎(49)、誰にでも優しい「ツヨシ」こと草なぎ剛(48)、一番年下でヤンチャでありながらグループを動かすことも多かった「シンゴ」こと香取慎吾(45)といった具合に、“小説”ではメンバーそれぞれの個性もしっかり描かれている。

 鈴木氏と番組プロデューサー、番組演出は、生放送で5人が言う言葉を、本人たちにヒアリングを行なったうえで紡ぎ出していった。これまでたくさんの人を笑顔にしてきた彼らに、悲しい言葉を言わせたくなかったという思いから鈴木氏が形にした台本は、解散騒動で迷惑をかけてしまったことに対する謝罪の言葉だったようだ。

「ところが、生放送1時間前にある人物からダメ出しが入ったということが明らかになるんです。その人物というのが、メリー喜多川氏(享年93)ですよね……」(前同)

■楽屋で“お願い”を聞いた「ツヨシ」は……

 小説では「ソウギョウケ」のトップの1人で、超巨大プロダクションを作り上げてきた女性から台本に猛烈なダメ出しがあったと綴られている。A4の用紙に綴られた“ダメ出し”、そして、そこには、生放送の中で“メンバーが絶対に言うべき言葉”が綴られていたという。

 鈴木氏やプロデューサー、演出はこれを受け、5人で説明するはずの放送が、1対4の放送になってしまうと危惧。しかし、事務所のトップからの指示ということで従う必要がある。そこで鈴木氏とプロデューサー、そして演出が頼ったのが「ツヨシ」だった。3人は彼の楽屋へ向かい、彼らの“お願い”を聞いたときの「ツヨシ」のリアクションは――。

 2016年1月18日、草なぎは生放送で「みなさんの言葉で気づいたこともたくさんありました。本当に感謝してます。今回、ジャニー(喜多川)さんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、いま僕らはここに立ててます。5人でここに集まれたこと、安心しています」とコメントした――。

■それぞれにあった“正義”

 前出のワイドショー関係者が続ける。

「これはつまり、草なぎさんが状況を受け止めてくれ、自らが犠牲になってメリー氏からの言葉を言ったということですよね……。

 ただ、これで4人と木村さんの考えが相反していることも明らかになってしまった。4人には4人の、木村さんには木村さんの考えがあり、悩みに悩んだ末にあの生放送にこぎ着けたわけで、どちらにも“正義”がある。

 しかし、この一件で世間から、木村さんがSMAP解散の“戦犯”に認定されてしまったわけです。約2500日前のあの日、5人のメンバーの胸の内にはただならぬ想いがあったはずです。ただ、今回の“小説”は、“生公開処刑”の裏側ではメンバーだけではなく、鈴木氏をはじめとする関係者にもとんでもない葛藤、逡巡があったということが分かるものですね……」

■メリー氏が逝去したから出せた作品!?

 鈴木氏は“小説”の中で、視聴者に望まれない生放送に携わった自身も“戦犯”だと断じている。

「鈴木氏はYouTubeの『街録ch』でも、“生公開処刑”への強い後悔を語っていましたが、クリエイターとしてあの日のことを清算しないと鈴木氏も前には進めなかったのではないでしょうか。それを『20160118』でやったということではと……。

 あくまでも“小説”ということですが『20160118』を読むと、SMAP解散騒動が勃発する前後、公開処刑とも言われた生放送、そしてSMAP解散に至るまでがものすごくリアルに体感できます。

 そして、あらためて“小説”ではありますが、今回の作品も、メリー氏が存命だったら絶対に出せないものだったでしょう。メリー氏が亡くなった今だからこそ、世に出せた重要な“小説”でしょうね……」(前出のワイドショー関係者)

“生公開処刑”から『スマスマ』最終回に至るまでのこと、そして2016年12月26日の最終回で起きたことなど驚きの裏側、詳細は、『文藝春秋』をチェックしていただきたい。

 鈴木氏が執筆した『20160118』は、芸能界やSMAPファンにさらなる激震を巻き起こすことになるのかもしれない――。

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