「年金カット」発言の芸人が厚労省年金部会委員に!フランスでは改悪に若者が暴動も…ニッポンの年金今後、大丈夫か? (2/2ページ)

日刊大衆

年金の改悪に一役買うのではないかと、不安視されているんです」(前同)

■高齢者世代の切り捨てか!?

 すでに、彼女は、“若者代表の立場”として、年金部会に参加している。

「彼女は“持続可能な年金にするため、困っている人の支援は必要だが、余裕がある人の分はカットし、将来世代に回す必要がある”との意見を年金部会で述べたと、自身のツイッターで明らかにしました。これが“高齢者世代の切り捨て”だと、物議を醸す結果となっています」(同)

■森永卓郎「受給額が減るのは確実」

 では、実際に今後の年金は、どうなるのだろうか。経済アナリストの森永卓郎氏は、次のように言う。

「今の公的年金は“賦課方式”と言い、現役世代が保険料を支払い、それを受給者で山分けするという仕組み。少子高齢化が続けば、破綻はせずとも、受給額が減るのは確実でしょう」

 森永氏の予測では30年後、国民年金の支給額は月3万9000円にまで減額。年金だけで老後生活を送るのは厳しくなるという。

「老後は、郊外で自給自足の生活をするのも一つの道。どうしても都会暮らしがしたい人は、老後もバリバリ働くしかありません。今から自分が理想とするライフスタイルに合わせた準備をしておきましょう」(前同)

 安心して老後が送れる国になることを願いたい。

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