お茶を飲んで「ほっとする」のはなぜ!? その理由を現役医師が解説 (2/2ページ)

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テアニンはお茶特有のもの

テアニンが含まれる飲み物は、緑茶、抹茶だ。

緑茶の中でも、特に新茶や玉露に多く含まれている。

その他、烏龍茶、紅茶などのすべてのお茶に含まれている。

その一方で、コーヒーや紅茶、ココアなどには含まれていない。

ほっとする以外の効果もある

テアニンには、ほっとさせる以外の効果もある。

身体を興奮させる交感神経を穏やかにするので、いらだちなども改善しやすい。

頭も休ませてくれるので、睡眠障害にも効果があると報告されている。

また、更年期障害の方にもテアニンを毎日200mgとり続けることで、ホルモンバランスの乱れによる不快感が改善すると言われている。

200mgのテアニンは、一般的な煎茶で約1.5Lの量となる。

テアニンを多くとりすぎても現時点では明らかな問題はなさそうだが、お茶にはカフェインなども含まれており、飲みすぎには注意が必要だ。

執筆者:あやたい

医療制度や医療職・医療現場が抱えるさまざまな問題について考える医師。

日々変わっていく医療現場から生の声や、日常に役立つ医療知識を発信したいという思いで執筆。

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