1日3回の歯磨きでも虫歯になるかも!? 歯医者さんが推奨する効果的なオーラルケアとは (4/5ページ)
歯磨きには「間違った思い込み」が多い!?
若林先生によると、自己流の歯磨きに対して「間違った思い込み」をしている人が多いとのこと。そこで、吉村さんと朝比奈さんがクイズ形式の歯磨き思い込み危険度チェックに挑戦しました。
クイズの結果から若林先生が語る、
「しっかり磨けていないのに回数を重ねても意味がない」
「いくらフロスなどのアイテムを併用しても、最初のブラッシングを丁寧にやらなきゃ意味がない。50%くらいの歯垢は残っている」
「回数と同じく、いくら長く磨いても、磨けていないこともある」
という歯磨きの実情に、お二人とも驚いたり、納得したりしていました。
「磨いているのと磨けているのは別問題。大半の人は自己流の方法で歯を磨けていると思っているけれど、実際は磨けていない人が多い。
歯は溝や窪み、凹みなどに歯垢が溜まりやすいので、1本1本丁寧に磨くことが大切です」
と若林先生。歯磨きは回数や時間をかけることよりも、丁寧さが大切だと教えてくれました。
イベントの最後に若林先生は、「セルフケアはとっても大切ですが、歯科検診でのプロケアも忘れないでほしい」と語りました。
人生より長く楽しく過ごすには、政府が推奨するように歯科検診を定期的に受けることも重要とのことです。