「おぐらが斬る!」プーチンと金正恩4年半ぶりの首脳会談 一人笑うは金正恩だけか (2/2ページ)

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またロシアはいま24時間体制で兵器を作っているが、それでも足りないのが現状で、一方、北朝鮮には旧ソ連製の兵器の大量の在庫がある。これもロシアとしては喉から手が出るほど欲しいのだ。

北朝鮮がロシアに武器を渡すことは、国連安保理決議に違反するのだが、もう両国とも国際的な制裁をさんざん受けているのだ。何をいまさらという感じだろう。

金正恩はプーチンに兵士や武器を提供することで、ロシアの技術、外貨、食糧、エネルギーなどを得ることができ、兵士は実戦を知り確実に強くなる。

またこれまで、プーチンから「格下」扱いをされていたのが、今回は対等以上の扱いを受けている。今回の会談は、結局北朝鮮の一人勝ちで金正恩は、笑いが止まらないのではないだろうか。

プロフィール

巨椋修(おぐらおさむ)
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。
2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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