企業は学生の”裏アカ”まで見ている!?就活で泣かないための正しいSNS運用方法を伝授するセミナーがiU大学で開催、一生の傷”デジタルタトゥー”を残さないために (3/4ページ)

バリュープレス

加えて、なぜ企業がSNSチェックをせざるを得ないかという背景への理解があるのではと推察されます。

昨今は、就活時にSNSを利用しているか尋ねられることも多いため、就活専用アカウントを作成して自衛し、本音を書くのは裏アカウントで、という人も少なくありません。しかし、本当の姿を隠す応募者と、本来の人間性を見たい企業との攻防の中間点にいるのが、株式会社企業調査センター。SNSの裏アカウントを特定し、応募者の面接では見せないプライベートな一面を調査するサービスが好評を博しています。講義では、第一線のプロとして、SNSが引き起こすリスクについてお伝えしました。


■「デジタルネイティブ世代」でも、ネットリテラシーには大きな個人差がある
今の学生は、いわゆる「デジタルネイティブ世代」。しかし、ネットリテラシーのレベルは千差万別なのが現状です。

事前質問でも、ネットリテラシーとは何か教えて欲しい、企業はSNSをどこまで重視しているのか、自分のSNSは問題ないか、などと初歩的なことを聞く学生も多数。一方で講義後に、SNS調査に引っかからないためにはどのようなプロフィールが良いのか、企業がSNSに着目していることを逆手に取って企業が求めるような発信をするにはどうしたら良いか、という高度な質問をする学生もいました。

実際、不適切な投稿がデジタルタトゥーとして残り、後々さまざまな不利益をもたらすケースも散見されます。それと同時に、SNSの発信力が一つの才能、スキルとして企業に重要視される面もあるので、リスクを恐れるあまりSNSを遮断するのも本末転倒である、ということについても講義でお話ししました。


■SNSのリスクやネットリテラシーについて学ぶのは、早い年齢からが重要
講義後は学生から次々と、ネットリテラシーの欠如によるリスクを痛感したという声や、今までの利用の仕方を今一度反省するという声が寄せられました。今回の講義を機に、学生がSNSリスクに敏感になり、安全な利用法を身につけると同時に、自分らしく就活に有利になるような発信をしていけることを願っています。また、大学のキャリアセンターからも、学生に対するネットリテラシーの教育があらためて必要だと実感したとの感想を受けました。

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