日本人の9割が知らない!生涯現役「ビンビン食材」のトリセツ (2/5ページ)

日刊大衆

「スーパーなどで売っている酵母入りの浅漬けの素を使えば、さらに乳酸菌が多くなりおいしさも増します。腸内環境を整える乳酸菌に加え、野菜のビタミンやミネラルも豊富なので、晩酌にもうってつけです」(同)

■オススメは蒸す調理

 煮る、焼く、揚げるなど調理法はさまざまあるが、オススメは蒸す調理だ。

「煮るのに比べ、食材の栄養素や味がお湯に逃げ出さないんですね。また、焼いたり揚げたりするのに比べて不必要な油をとらないですみます。蒸す調理は、栄養価に加えて味も濃くなって、おいしいんですよ」(同)

●農林水産省も指定ブロッコリー

 この蒸す調理が特に適しているのが、今年、農林水産省の「指定野菜」に登録されたブロッコリーだ。

 ブロッコリーに多いβカロテンは体内でビタミンAに変化して、がんや動脈硬化の予防に役立つ。

 また、ニンジンやサツマイモなども、煮たり焼いたりするより、蒸すほうが栄養価が高く、よりおいしくなる。

■ショウガやニンニクはすり下ろす

 もう一つ、強い武器になる調理器具が、おろし金だ。

「ショウガやニンニクは切るより刻む、刻むより、すり下ろしたほうが栄養効果が大きいんです」(同)

●白血球を増やし免疫力を高める

 ショウガには白血球を増やし、免疫力を高めるショウガオールという抗酸化物質があり、ニンニクには疲労回復や動脈硬化予防に役立つアリシンがある。

 これら有用成分は、すったほうがより効果的に吸収できる。なお、ショウガオールも皮の部分に多いので、ぜひ、皮ごと、すり下ろすべし!

■動物性タンパク質の摂取

 続いて、主菜の肉や魚に含まれる動物性タンパク質の栄養面は、どうだろうか。肉といえば、真っ先に思い浮かぶのが、ビフテキ。

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