ミクロの世界への興味をかき立てる『スマホde顕微鏡』/見て撮ってシェアして気楽に遊べる感じがいい! (2/3ページ)

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レンズは、向きを変えて本体に差し込むことで、レンズの位置を真ん中にしたり、片隅にしたりできる。これにより、この『スマホde顕微鏡』に使えるスマホは、カメラレンズが本体上部中央か、本体上部右側にある機種ということになる。
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この写真は、サンプルの天然繊維の中の、「シルク」を、5倍程度の倍率で見たところ。この状態から、カメラのズーム機能で、さらに20倍くらいまで拡大できる。
もちろん、スマホのカメラで見ているわけなので、この画像を撮影したり、それをメールやSNSを通じて友達と共有したりといったことは、得意技である。また、当然のことではあるが、微生物のような動く検体を、動画で撮影することも簡単にできるのである。
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実際に使って、やや使いにくかったところは、この写真のピントのダイヤルである。これを回すことで、レンズやスマホを乗せた台座部分が上下し、焦点距離を調節するのだが、これがやや回しにくく、プレパラートを乗せたままで、ピントを合わせにくいのである。
また、視野を動かすために、プレパラート自体を動かすことは、この道具では、ほとんどできない。1つの視野を固定して観察するのが現実的である。
要するに、ちょっと本格的なプレパラートを見ようと思っても、このアバウトな装置では、思うようには観察できないのである。が、冒頭にも書いたとおり、この装置に、それを期待してはいけないと記者は思う。むしろ、本格的ではなく、アバウトだからこそ、これは“おもちゃ”として、扱いやすく、子供でも楽しく遊べるものなのである。
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