実録! 「ニコニコ超会議2015」 ネット発の巨大フェスが超POPなワケ (7/7ページ)
「ニコニコ超会議2015」を振り返る映像が流れるとともに、次回の「ニコニコ超会議2016」の開催が宣言され、会場は大きな歓声に包まれた。
周辺には、リボンとともにそのコメントが天井から降り注ぎ、これほどカオスなイベントが無事終了した奇跡を祝福しているかのようだった。
ニコニコ超会議2016の開催宣言と共に閉幕!無事に家に帰れました...
今回の「ニコニコ超会議2015」で起こったあまりの多くのイベントに、筆者にとっては自らの処理能力を超えた体験だった。
これからも、新旧を問わず拡張しつづけるネットカルチャー、ニコニコ文化の広がりは続くだろう。その拡大とともに、「ニコニコ超会議」が持つ意味合いもどんどんと増してゆくのではないだろうか。
単純な若者文化、ニッチなオタクカルチャーと捉えてしまう人もいるかもしれないが、会場来場者数、ネット来場者数が示すように、多くの人にとって「ニコニコ超会議」が何か大切な意味や、価値を持っていることは確かだろう。
年齢や性差、国境を超えて、これからも「ニコニコ超会議」が人々にとって、インターネットとリアルを交えて楽しめる超POPな場となってゆくことを期待する。