【衝撃】あなたが差別的な人間かチェックするテストが凄い! 差別に睡眠学習が効く (2/3ページ)

バズプラス

IATテスト:https://implicit.harvard.edu/implicit/japan/selectatest.jsp

・偏見が少ない組み合わせを速く選んでいく
さて、今回の実験では、IATで参加者たちの「性別」と「人種」の差別傾向を計ったあと、全員に「偏見カウンタートレーニング」をしてもらったんですな。

これは、次々と写真と単語をのセット見せていき、より偏見が少ない組み合わせを速く選んでいくというもので、たとえば女性の顔写真と「物理学」って単語をすぐに選べれば高得点が得られる仕組み。その際、参加者たちは、正解を選ぶたびに「ピンポーン」みたいな音声を聞いてもらったらしい。

・ノンレム睡眠
その後、全員に90分の昼寝をしてもらったんですが、参加者がノンレム睡眠(=深い睡眠)に入ったところで、さきほどの「ピンポーン」って音を聞かせ続けたところ、音を聞かなかったグループよりもIATテストの結果がよくなったんだとか。

・勉強のあとに寝ると記憶が定着する!
つまり、「ピンポーン」って音が無意識のうちに偏見を減らすトレーニングと結びついていて、それが寝ている間に強化されたわけですね。よく「勉強のあとに寝ると記憶が定着する!」って話を聞きますが、わりと似たような現象なのかもですね。いずれにせよ、無意識の偏見がトレーニングで再プログラミングできるってのは、なかなか良いニュースではないでしょうか。

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