「彼女たちは神輿の上の人」

──今回の電子書籍には並々ならぬ思い入れがあると思いますが、「特にここを読んで欲しい！」という箇所はありますか？

「僕が伝えたいのは……彼女たちの性根が腐ってるわけではなくて、あくまでも彼女たちは神輿の上の人だってこと。それを担ぐ大人たちが利用している、ということを皆さんに知っていて欲しいです。薄々はわかっていると思うんですけど、それを具体的なニュースとして、届けたい。昔、渋谷のガングロギャルたちやギャルサーが流行ったじゃないですか。女子高生マーケティングなんてのもありましたよね。あれと同じで、あくまでも大人のおカネになるビジネスの一部であったり、女の子たち自身もサークルと同じで学生時代の思い出作りだったりする。そういう側面はやはり、見過ごせないと思うんです。

　それでも彼女たちにハマって、それなりのお金をつぎ込む人がたくさんいる。中には、まだ親の保護下にある中高生も多い。そんな人たちに、『最終的に、どこの誰が得をしていくのか？』という点を考えてもらえれるきっかけになればと、思っています」

──最期に、今後も文春砲に期待していいですか？

「僕が前面に出てしまっていますが、僕以外にも大きな玉や爆弾を持っている記者の先輩が週刊文春にはたくさんいます。至る所で、そういう記者たちが目を光らせているので、今後もどんどん花火をブチ上げていきたいと思います。期待しててください！」

　およそ1時間にわたって取材に応じてくれた記者・スズキだが、件の電子書籍「週刊文春でAKBのスクープを連発して“文春砲”とか呼ばれているらしい記者が、AKB総選挙の日にニコ生に出て、○○○○のこととか××××のこととか裏話をけっこうヤバいレベルで暴露したらしいので、それをまとめて載せてみた件。」は、絶賛発売中だ。ここでしか読めない今回の“柏木＆手越の2ショット写真”の後日談も収録されている。他誌では絶対に読めないリアルが、凝縮された同著をぜひ手にとってほしい。

書籍情報

「週刊文春でAKBのスクープを連発して“文春砲”とか呼ばれているらしい記者が、AKB総選挙の日にニコ生に出て、○○○○のこととか××××のこととか裏話をけっこうヤバいレベルで暴露したらしいので、それをまとめて載せてみた件。」（http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692027700000000000S）
Kindleストア、楽天Koboほか主要電子書店にて発売
（※電子書店により価格が異なる場合があります）

（取材・文／大伯飛鳥）