最近、Slackの「bot」が何でも出来過ぎて「カオス」状態になってる件!

アプギガ

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どうも、まさとらん(@0310lan)です!

みなさんは、チャットによるチームコミュニケーションツールの「Slack」を使っているでしょうか?

早い段階からAPIが公開されていたこともあり、世界中の猛者がSlack用の「bot(ボット)」を開発していることでも有名です。

【 Slack 】
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※Slack APIページ

そして、今や「bot」はどんどん進化し、もはやコミュニケーションツールの「枠」を超え、スマホアプリ並の勢いで開発されるSlack「bot」ツールを、今回は厳選してご紹介しようと思います!


「旅行計画」や「ホテル予約」をSlackで完結する!
【 Roomino 】
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出張、社員旅行、開発合宿…など、チームで出かける機会は少なくないと思います。

そんな時に、この「Roomino」を普段使っているSlackと連携させるだけで、そのまま旅行計画からホテルの予約までを、チームと共有しながら行うことが可能になります。

チャットボックスから、日程や場所のキーワードを入力すると、自動的に最適なホテル一覧を返してくれるのです。
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計画の状態や予約状況なども、チームで共有しながら確認できるので便利です。


ユーザーからの「問い合わせ」をSlackで返す!
【 Chatlio 】
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企業サイトや、Webサービスなどを運営していると、毎日のようにユーザーからの「問い合わせ」があると思います。

そこで、「Chatlio」をSlackに連携すると、問い合わせのあったユーザーに向けて、Slack上から返信が出来るようになります。

使い方も簡単で、「Chatlio」から発行される「埋め込みタグ」をコピペするだけで、ユーザーがチャットで問い合わせできるようになります。
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そして、ユーザーがチャットを始めると、Slackに通知が来てチャット内容がリアルタイムに表示されるのです!
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しかも、チャット内容だけでなく、ユーザーの国籍やPC環境、利用している「プラン」などのデータも一緒に通知されるスグレモノです。


スマホアプリの「レビュー状況」をSlackで監視する!
【 Review Monitor 】
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企業だけでなく、個人開発者も多いスマホアプリですが、公開したものの「レビュー」が気になって毎回チェックしている人にオススメなのがコチラ!

Slackと連携することで、自分のアプリに新規レビューが投稿されたら通知が来るようになります。
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また、レビュー内容もSlack上から閲覧できるようになり、「フィルター」によって特定のレビューだけ見るような設定も可能です。

任意のレビューを、簡単にSNSでシェアできる機能も搭載されているので、認知拡大にも貢献するかもしれません。


デザイン案件の進捗を、Slackで管理する!
【 99designs Tasks 】
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日本だけでなく、世界中のデザイナーに向けて自分が欲しい「デザイン案」を、コンペ形式で依頼できるサービス「99designs」とSlackを連携するツールがコチラ!

いちいち公式サイトに移動して進捗を確認しなくても、Slack上で「デザイ案」をチェックしたり、チャットによる意見交換もできます。
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また、現在の進捗状況を、随時テキストやアイコンで確認できるようになっています。
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初回の発注処理や、最後の完了報告は「99designs」のサイトで行う必要があります。

しかし、発注後の進捗過程が最もコミュニケーションが必要だと思うので、このツールの利便性は高いでしょう。


こんなモノまで存在する!?異色のツールたち!
無くても良いんだけど、利用できるなら「使ってみたい…」。 そんなちょっと変わった、面白いSlack連携ツールをいくつかご紹介しておきます。

【 Mathbot 】
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見ての通り、ただの計算機です…。

チャットボックスに計算式を入力すると、自動的に計算した結果を返してくれるようになります。


【 slack-imgur 】
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月間で40億PVを軽く超える写真共有サービス「imgur」から、ランダムにトレンド写真をSlackに投稿できるツール!

「imgur」には、毎日楽しい写真がアップされているので、ちょっとした息抜きには最適かもしれません。


【 slack-overflow 】
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エンジニアやプログラミング好きの人が多く利用するコミュニティ「Stack Overflow」と連携できるのがコチラ!

キーワードを入力すると、関連する話題の投稿を一覧表示してくれるようになります。

ちょっと行き詰まった時などに便利でしょう。


【 phonebot 】
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電話サービスを利用できる「Twilio」と、IBMが開発する人工知能「Watson」を組み合わせて、Slack上で特定の相手と電話ができるようになるツール。

ただし、電話と言ってもSkypeのように話せるのではなく、音声をテキストに変換してSlackに表示させる仕組みになっています。

この音声をテキストに変換する処理を、Watsonが持つAPIで行っています。


まだある、こんな便利ツールたち!
今回ご紹介したような「bot系」ツールとは違うものの、Slackユーザーなら知っておいて損はない便利なサービスを合わせて紹介しておきます。

【 Slack List 】
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Slackは、誰でも参加できる「公開グループ」のようなモノを簡単に作れます。

このようなSlackグループを厳選し、ジャンル毎に整理して公開しているサービス。

開発系、スタートアップ関連、ゲーム、音楽…など、多彩なジャンルから興味のあるグループに参加できるようになります。



【 Slacker 】
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普段から、コンソール画面で開発を行っているエンジニア向きのツールがコチラ。

俗にいう「黒い画面」から、直接Slackの内容を表示できるようになるので、わざわざブラウザを起動してWebページにアクセスする手間を省くことができます。


【 Rocket.Chat 】
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ほとんどSlackと同じようなUIと機能を持ったツールを、誰でも簡単に作ることができるのがコチラ!

社内専用で運用してみると面白いかもしれません。


おまけ
Slackは海外製ということもあり、やはり英語の情報がとても充実しています。

そんな海外の情報収集を効率的に行えるサービスを、最後にご紹介しておきます!

【 海外のニッチな情報収集に特化したWebサービス7選が、Google先生より詳しいと話題に! 】
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・「Slackグループ」をキュレーションしたサイト。
・海外の「2ちゃんねる」と呼ばれるサイトを整理したサービス。
・最新のIoT系ガジェット情報のまとめサービス。
・主要なSNSでフォローしておくべき人物を随時紹介してくれるサイト

…など。

いずれかに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください!


まとめ
今回ご紹介できなかった「Slack連携ツール」は、まだまだ無数に存在します。

Slack APIは、詳細なドキュメントが公開されているので、Web開発に興味のある方はぜひ挑戦してみることをオススメします。

まだまだ発展途上の分野なので、ご興味ある方はぜひトライしてみてください!


<参考>
「Slack」公式サイト

「Slack API」ドキュメント



wirtten by まさとらん
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