アサヒ芸能「スクープ大事件史」Vol.4(3)コンクリート詰め殺人犯がアサヒ芸能編集部を訪問
65年12月4日、午後4時20分ごろ、編集部に「記事のことでお話ししたい」という男の声の電話があった。たまたま応対した平塚記者は、30分後、庄司竜太郎(29・当時)に会った。 アサヒ芸能1965年12月19日号では、〈「いずれ近いうちに発覚すると思うが、ぼくは3カ月前(後の調べで4カ月前)に売春婦をしていた女房を殺して、コンクリートで固めてしまった。死体はアパートの押し入れに置いてある」 男の口から出た言葉は、とて...