引退する「7000形」に乗って都電荒川線沿線の旅はいかが?
1964年の東京五輪開催時には、全長200キロで39系統が走っていた東京都電。現在は唯一『都電荒川線』(三ノ輪橋-早稲田12.2キロ)のみが残っている。 その主力車両で、“チンチン電車”の面影を残す7000形がついに引退することになった。7000形は都電全盛期の1954年にデビュー、荒川線では31両が活躍していた。最後まで残ったのは7001号車と7022号車の2両。一時は白と緑の荒川線標準色に塗り替えられたものの、7022号は2005年、70...