田中角栄「怒涛の戦後史」(16)元首相・宮澤喜一

週刊実話

「他山の石」という言葉がある。他人の受け入れ難い言行を見て、それを参考に自分の品性などを磨く助けとすることの謂である。田中角栄にとっては、宮澤喜一こそがその「他山の石」でもあったようだ。 まず、田中と宮澤は政界入りまでの生いたち、環境が違っていた。ここから、政治とは何かの発想がことごとく異なり、やがては双方の不信感に直結していったようであった。 田中は頭脳明晰ながら家計を助けるために、尋常高等...

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