いざ聴かん、カッコウの声…源実朝が北条泰時たちと早朝バードウォッチングに出かけたお話し【鎌倉殿の13人】
♪カッコウ、カッコウ……♪ 静かな森に響き渡るカッコウ(郭公)の声は、もののあはれを寸とも解さない(例えば筆者のような)無骨者の心さえ震わせる美しさ。 なれば風雅をこよなく愛した芸術肌の鎌倉殿・源実朝(みなもとの さねとも)がそれを聴いたなら、どんな一首を詠んだことでしょうか。 森に響くカッコウの声、素敵ですよね(イメージ) 殊にその年の初啼きは感慨もひとしお……ということで、さっそく聴きに行こうと張り...