武田信玄の武力を支えたのは郷土料理「ほうとう」だった!現代にも通じるその栄養価を検証【前編】
武田軍の陣中食「ほうとう」 戦国時代の甲斐国(現在の山梨県)の武将と言えば武田信玄。戦国時代最強とまで言われた彼の強さを支えていた食べ物のひとつに、「ほうとう」があります。 武田信玄像 ほうとうは山梨名物の郷土料理で、平らに伸ばしたうどんに似た麺を、味噌仕立ての汁で野菜などの具材と一緒に煮込むというものです。かつて、毛利元就が「餅」を自軍の戦場メシとして採用していたのと同様に、信玄はこのほうとう...