食い物の怨みは恐ろしい…『黒甜瑣語』が伝える落武者と馬夫のエピソード【どうする家康 外伝】
人間、気が立っていると思わぬ暴挙に出てしまうことも少なくありません。 特に腹が減っている時などは顕著で、食い物の怨みの恐ろしさを実感します。たとえ逆怨みであろうと例外ではないようです。 比較的温厚な現代人でもそうなのですから、戦国時代の武士たち、しかも極限状況におかれる戦場では何があっても不思議ではないでしょう。 そこで今回は江戸時代の随筆集『黒甜瑣語(こくてんさご)』より、とある落武者と馬夫のエピ...