本当に江戸時代を代表する名君!?会津藩祖・保科正之「事績は脚色説」
会津藩祖の保科正之は江戸時代を代表する名君として知られる。 徳川家光の遺言で、その後継者の四代将軍家綱の後見人となり、江戸市中を焼きつくした明暦の大火の際には慌てふためく幕閣(幕府の老中ら)を尻目に難局を乗り越えた。 その一方、藩政面では農民救済に力を注いだとされる。 しかし、彼の事績の多くは藩が編纂した『会津藩家世実紀』の他、明治以降に会津藩出身の歴史学者らが記した『会津松平家譜』、さ...
会津藩祖の保科正之は江戸時代を代表する名君として知られる。 徳川家光の遺言で、その後継者の四代将軍家綱の後見人となり、江戸市中を焼きつくした明暦の大火の際には慌てふためく幕閣(幕府の老中ら)を尻目に難局を乗り越えた。 その一方、藩政面では農民救済に力を注いだとされる。 しかし、彼の事績の多くは藩が編纂した『会津藩家世実紀』の他、明治以降に会津藩出身の歴史学者らが記した『会津松平家譜』、さ...
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