戦後60年、いまだ沖縄本島南部に残る「ガマの遺骨」
沖縄本島南部では掘り返すと、人骨が出てくることがまだある。中でも、2010年ごろの、おもろまち再開発に際しておこなわれた遺骨収集では170柱あまりが出てきたほどだ。場所によっては遺骨が眠ったまま、その上に建物を建てたというケースが珍しくない。 昭和20年の3月末に米軍が上陸を開始し、沖縄本島では軍民入り乱れての戦いを繰り広げた。その中には女性や老人、子どももたくさんおり、米軍の勢力が増すととも...
沖縄本島南部では掘り返すと、人骨が出てくることがまだある。中でも、2010年ごろの、おもろまち再開発に際しておこなわれた遺骨収集では170柱あまりが出てきたほどだ。場所によっては遺骨が眠ったまま、その上に建物を建てたというケースが珍しくない。 昭和20年の3月末に米軍が上陸を開始し、沖縄本島では軍民入り乱れての戦いを繰り広げた。その中には女性や老人、子どももたくさんおり、米軍の勢力が増すととも...