お盆の時期ともなると、夏休みを利用した帰省ラッシュが始まり、さらにはUターンラッシュと、毎年のように高速道路では渋滞が発生する。
こうした事態を緩和すべく、2009年にITS関連予算250億円を投じて高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、道の駅に混雑状況を発信する『ITSスポット』が設置され情報サービスを開始した。
ETC2.0 広がる運転支援サービス http://www.mlit.go.jp/road/ITS/j-html/etc2/panf.pdf
高速・大容量の路側アンテナ下を車両が通過する際に路車間双方向通信を行うもので、『DSRC(Dedicated Short Range Communication)』とも呼ぶ。
既に1,600基以上の『ITSスポット』が設置済みで、今後一般国道にも順次設置される見通しだ。
関東のETC2.0サービス 国土交通省 関東地方整備局
しかしながら『ETC』は高速道路利用者の9割が利用しているものの、『ITSスポット』サービスに関してはこれまで十分に認知されているとは言い難い状況だった。
■ 国交省が「ETC2.0」で渋滞解消に乗り出した
そこで国土交通省はこうした現状を踏まえ、昨年『ITSスポット』や『DSRC』の名称を一纏めにした『ETC2.0』を新たに設定。
膨大な数の車から収集した経路や速度などの“ビッグデータ”を元にした新サービスの提供や、効果的な道路整備に繋げるのが狙いだ。
具体的には『ETC2.0』対応車載器を搭載した車両が『ITSスポット』を通過した際に、直近に走行した80km区間をどのような経路や速度で移動していたかを収集・解析。