人にはそれぞれ役割がある。会社にしても、仲間内でも。野球においてもそれは同じ。"記録よりも記憶"の男たちに迫る――!
「子どもの頃からエースで4番」という歌にもあるように、プロ野球の舞台に立てるのは選ばれし人間だけ。
だが、全員がエースや4番打者になれるわけではない。長嶋茂雄、王貞治、野茂英雄、イチロー……といった大記録を持つスーパースターの陰には、与えられた役割を淡々とこなす、地味だけどチームになくてはならない「いぶし銀」の存在が、いつの時代にもあったのだ。
そこで本誌は、9つのポジション+DH別に、プロ野球史に残る仕事人10人で「渋すぎるチーム」を作ってみました!
まずは投手――。
「昔は、チームで一番運動神経がいい選手が投手になるという風潮がありました」
とスポーツ紙記者が話すように、投手は野球の華。その中で最も仕事人っぽい役割なのは中継ぎだろう。それも、左打者一人だけを相手にするワンポイント。その先駆者といわれているのが、永射保。
71年に広島に入団した永射が開花したのは、トレードで太平洋クラブライオンズ(現・西武)に移籍してから。左のサイドスロー、さらにインステップというフォームは、まさに「左殺し」。広岡達朗監督のもと、ワンポイントとして3度の優勝に貢献した。
「ロッテにいた最強外国人助っ人の呼び声高いレオン・リーは、永射を大の苦手にしていて、右打席に立ったこともありました」(スポーツ紙デスク)
ピンク・レディーの名曲『サウスポー』のモデルとしても知られる流れるようなフォームは、ファンの心に焼き付いている。
スローカーブを素手で捕る!?
続いてチームの頭脳である捕手。野村克也、古田敦也、谷繁元信など、数多くの名捕手はいても、中嶋聡ほど体が頑丈な選手はいないだろう。
現在、日本ハムのバッテリーコーチを兼任している中嶋は、今年でなんと46歳で実働29年だ。
「重労働の捕手で、これだけ長年現役でいられるのは、とてつもないことです。体が頑丈すぎて、オリックス時代には星野伸之の投げたスローカーブを素手でキャッチしていましたよ」(夕刊紙記者)
まだまだ引退の二文字はなさそうだ。
歴史に残る名脇役! プロ野球「いぶし銀」の職人選手BEST10
2015.08.19 12:00
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日刊大衆
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