ガーリーなPR誌を創刊した埼玉・鶴ヶ島市の狙い

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「Soco-Soco TSURUGASHIMA」(写真右が創刊号、左が第2号、編集部撮影)

埼玉県のほぼ中央部に位置する鶴ヶ島市は、若者向け広報紙「Soco-Soco TSURUGASHIMA(ソコソコ ツルガシマ)」を2015年7月に創刊した。
「Soco-Soco TSURUGASHIMA」(写真右が創刊号、左が第2号、編集部撮影)

若い女性が好みそうなデザイン。その狙いは...キャッチコピーは「"そこそこ"から居心地のいい"ソコ!"へ」。市政情報課の女性職員が制作を担当した。可愛らしいイラストやカラフルな色づかいにセンスの良さが感じられる。創刊号の特集は「自分にご褒美~!鶴ヶ島を遊ぼう!」。おすすめフォトスポットやブルーベリー狩りのできる農園、夏祭り、プレミアム商品券販売のお知らせなどを紹介している。
第2号の表紙を飾ったのは、栄養士・料理研究家で「美人の9割は食事でつくられる」の著書もある太田カティーさん。地元出身の彼女が、外食時に気をつけるポイントや夏バテ防止のコツ、地元のお気に入り店などを紹介する。A4判の裏表で2ページ、カラー刷り。通常は折りたたんだ状態になっていて、市内の駅や金融機関、市民センター、近隣の大学など約40カ所で配布中だ。毎月15日発行。なぜ鶴ヶ島市はこのような媒体を創刊したのか。市のまわりには東洋大、東京電機大、大東文化大、東京国際大、城西大、尚美学園大、女子栄養大のキャンパスがある。
高度成長期に人口が急増したものの、近年は頭打ちの傾向にある。自他ともに認める「平凡」な都市だが、居心地のよさをアピールすることで、これらの大学に通う学生に移住を促そうという狙いだ。平凡だけど交通の便はよい東京から45キロ圏に位置する鶴ヶ島市。大きな川は流れておらず、自然災害の心配はほとんどない。平坦な地形なので足腰の弱った年配者も徒歩で移動しやすい。
関越道と圏央道が交差し、市内にインターチェンジが2カ所ある。東武東上線に乗れば池袋まで約40分だ。東京メトロ副都心線・有楽町線も乗り入れ、新宿三丁目や渋谷、横浜、有楽町へ乗り換えなしで行くことも可能。
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