プロレスラー兼社長・高木三四郎「プロレスは勇気や活力、元気を与えるもの」~エンタメに徹する人間力

| 日刊大衆
プロレスラー兼社長・高木三四郎「プロレスは勇気や活力、元気を与えるもの」~エンタメに徹する人間力

「出るんですよ、やっぱりリングに」

今はプロレス団体2つの経営を見ています。もともとやってきたDDTに加えて、5月からWー1のCEO(最高経営責任者)になって、単純に2倍の忙しさですね。頭の切り替えが大変です。DDT、Wー1と両方のカラーがありますから。

DDTでいろんなことをやってきましたが、やっぱり半分は当たって半分は外してますよ。失敗は振り返らないようにしてますが『かくし芸プロレス』は失敗しましたね。スベりにスベりました。

例年1月3日に『マッスル』というわりとお客さんが入ってた興行をやってたんだけど、諸事情でできなくなってしまって。代わりに何かやろうと思ったときに、僕の発想だと1月3日はかくし芸だったんです。
それで「よし、かくし芸プロレスだ」って。僕は、堺正章さんがやってたコップを並べたテーブルクロス引き、あれをけっこう練習してやりました。他にもいろいろ考えたんですけどウケなくて……結局、かくし芸プロレスは1回で終わりましたね。いやもう、あれはひどかった。

でも、昨年の映画『プロレスキャノンボール2014』は、幸い好評をいただきました。映画を作るのは夢だったんですが、実際作ってみると、映画ってまた違う収益を生むんだな、って思いましたね。プロレスは生もので、音楽のように同じ演目をやるわけにいかない。毎回一発勝負で、当たることもあれば外すこともあるんです。でも、平均で最低80点から90点くらいまで持って行かなくちゃいけないんで、毎興行大変なんですよね。

その点、映画は1回撮っちゃえば、その後はずっと回るじゃないですか。
当たればですけど、こんないいビジネスねえなぁ、と思って。びっくりしましたね、ほんと。いろんな発想は、テレビのバラエティ番組とかから来るものも多いです。それも最近のじゃなくて頭の中でストックしてあった昔のもの。
『ひょうきん族』とか『とんねるずの皆さんのおかげでした』とか、当時ウケてたものをやってみたり。

お笑いの中でもベタなものって、プロレスにうまく取り入れられたりするので。「タライが上から」なんてドリフの典型的なギャグですけど、後楽園ホールの2階のバルコニーからタライ頭に落として、お客さんはもうドッカン来てますよね。

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