【クルマを学ぶ】ハロゲンからHID、LED、レーザーまで「ヘッドライトの変遷」

| FUTURUS
【クルマを学ぶ】ハロゲンからHID、LED、レーザーまで「ヘッドライトの変遷」

source:http://www.shutterstock.com/

夜間の自動車走行で重要なのはヘッドライトである。街灯がある市街地ならいざ知らず、郊外や山間部では自らのヘッドライトだけが頼りだ。

今回は、夜間走行時に重要となる“ヘッドライト“”について歴史を振りかえり、最先端技術を紹介したい。

■ ヘッドライト形状の歴史

ヘッドライト、前照灯の歴史は古く、カール・ベンツのガソリン自動車が走行した数年後の、1890年頃には装着されていたとされる。当時の光源はアセチレンランプで、形状は円形であった。

円形ヘッドライトは理想的な形状から、アメリカでは丸型シールドビームの規格が決められたほどだったが、デザインをする側からしてみれば窮屈この上ないし、ユーザーも飽きてしまったのだろう。その後4灯式や、異形ヘッドライトへと変化していった。

角型ヘッドライトや、一世を風靡したリトラクタブルヘッドライトが登場。特にリトラクタブルヘッドライトは、しまっている間は流麗なデザインができることから、スポーツカーで多く採用され、スーパーカーでは代名詞的存在となった。

しかし、ヘッドライトをあげるとデザインが崩れることや、空気抵抗が増える、歩行者保護の観点やヘッドライト高さの法規上の問題など、様々な要因から、その後プロジェクター式や配光をコンピュータ解析する、マルチリフレクター(反射)式を組み合わせる方式が主流となっている。


■ ヘッドライトバルブの変遷

昔使われていたシールドランプは、それ自体が電球といってもいいが、現在のヘッドライトはレンズとバルブがそれぞれ独立しており、バルブを交換することができる。

このバルブでもっとも普及しているのが、白熱球と同じ原理で、フィラメントに電気を流して発光させるハロゲンランプだ。安価であるが、白熱球と同じく寿命が短く、フィラメントが切れたら交換する必要がある。

HID(High Intensity Discharge)ランプは蛍光灯と同じ原理でフィラメントはなく、アーク放電により発光する。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー