急増する在日ベトナム人犯罪の背景とは?グローバル化の光と影に迫る

急増する在日ベトナム人犯罪の背景とは?グローバル化の光と影に迫る

 今月6日深夜、大阪市生野区の路上で、ベトナム国籍のグエン・チョン・トゥアンさん(25)が集団暴行を受けて死亡。その数日後、大阪府警は同市平野区の職業不詳、ド・トゥアン・ハウ容疑者(30)ら男2人と女1人(いずれもベトナム国籍)を殺人容疑で逮捕した。ハウ容疑者は、金銭的なトラブルで包丁で切りつけたことを自供。殺意は否定しているという。

●ベトナム人による犯罪件数が急上昇

 グローバル化とともに、在日外国人による犯罪が増加しているが、特にここ数年、日本に来るベトナム人の人数と犯罪件数が増加しているのが顕著だ。以下、昨年から今年にかけて報道された一部を挙げてみたい。

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2014年3月、ベトナム航空のキャビンアテンダントがユニクロの商品を密輸。

2014年4月、地下銀行を運営し、不正送金をしていたベトナム国籍の男を逮捕。逮捕のきっかけは、万引きを繰り返していた別の容疑者からの自白だった。

2015年1月、静岡で万引きを繰り返した無職のベトナム国籍の男女を窃盗罪で逮捕。調べによると、二人は、東京や神奈川、静岡など1都11県で万引きを繰り返していた。被害総額約4千万円。

2015年2月、不法入国を助けた容疑で永住国籍を持つベトナム国籍の男が逮捕された。

2015年3月、東京新宿区で賭博がらみのトラブルでベトナム人同士の暴行、現金略奪事件が発生。

2015年5月、福岡でベトナム国籍の女ら、偽装結婚容疑で逮捕。

2015年8月、茨城で中国人技能実習生殺傷事件が発生。元技能実習生、当時無職のベトナム国籍の男を含む数人が逮捕された。

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 今月、大阪で事件を起こしたハウ容疑者は職業不詳とされているが、在日ベトナム人の多くは、どのように来日しているのだろうか。また、その背景には何が隠されているのだろうか。

http://n-knuckles.com/case/img/beto02.jpg ●増え続ける訪日・在日ベトナム人

 1986年のドイモイ政策以来、着実に経済発展を続けているベトナム。

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